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第7回プレ短コン③ほいさん作

▲24馬 △同玉 ▲33馬 △同玉 ▲32龍 △同玉
▲31龍 △同玉 ▲42歩成迄9手。

解答者数26名 (誤無解なし)
評点1.96(4-1、3-7、2-8、1-10) 16位

☆大駒4枚捨てを純粋抽出したような作品です。手の伸びるまま、という感じでしょうか。

☆個人的には、ここまで紛れを排除したのに逆に感心しました。こういう作り方もありだな、と。下手に紛れを増やしても、この主題には合わないような気がします。

☆もちろん、これはコンクール。相対的な評価点を付けられてしまうので、低い点になってしまうのはやむを得ないでしょう。この点数を含めて作者の狙い通りなのではないか、そんな気がしてしまう作品です。

** 短 評 **

奥鳥羽生さん『大駒4枚連続捨てでひたすら玉を下段へ落とす・・・、真摯な手順』
三輪勝昭さん『大駒をこれだけタダで捨てているのに変化も紛れもないのは反ってユーモラス』

☆ある意味センスにあふれてますよね。

蛇塚の坂本さん『気持ち良い駒の消去』
ぬさん『大駒4枚捨て』
太刀岡甫さん『全部捨て去り一丁上がり』

☆盤上では気前よく。トイレの中では矢沢永吉、みたいな。

後藤進さん『順は一目だが、馬と龍の4連続捨駒を題材にした最短手数作』
u-makuさん『一度は作ってみたい大駒4枚捨て』
☆9手で大駒4枚捨てって、作例どのくらいあるんでしょうね。

ほっとさん『狙いが明快で良い。駒数はもう少し減らせそう』
夏風さん『大駒4枚捨てるだけでは物足りません。53とが目障り?』
さくかさん『もっと整理できそうだけど…作者の意図が知りたい』

☆確かに二枚位減らせそうだし、貧乏図式にすることも可能。この形はこれで味があるような気がしますけどね。

中村雅哉さん『最終手非限定の味が悪い』
☆45歩を詰方46香にする筋で限定できそう。それだけでは余詰ですが。

EOGさん『ストレート過ぎるか』
占魚亭さん『ど直球』

☆類似短評。ちょっとニヤリ。

ikz26さん『大駒四枚捨て。解くには易しいが、作るのは結構大変かも。捨て方がストレート過ぎるのが難点』
名無し名人さん『大駒4連捨てやで、どや!って感じですかね(笑)』

☆笑った時点で作者の勝ちかな。

秀和歌さん『これは利波さんぽい』
☆なんとなくわかります(笑)。その利波さんは、というと。

利波偉さん『やりたい事がきっちり表現されている所は良い』
☆あ、やはり。

有吉弘敏さん『大駒4連捨ては9手が最短ですが、よく成立しました』
斎藤吉雄さん『分かりやすくていい。高い点は上げられないけど好みです』

☆お、好みが合うなあ。

河童Bさん『大駒の4連捨ては良いけれど、秋の一本道で淋しいな』
不透明人間さん『9手詰コンクールをこの課題で開催すればおもしろいかも』

☆解くのめっちゃ楽じゃないですか(笑)?

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コメント

この作品の最大の狙いはブービー賞ですね。
達成おめでとうございます。
真面目に言ってます(笑)。

僕は紛れを排除した造りに感心したのですが、冬眠蛙さんも同じなのは嬉しい。

この図は僕は53玉にしますね。
最終手限定なのでですが、これだけ捨てまくって最後は最少戦力の歩(と金)だけなのがちょっとした快感なためです。
と言う意味で16歩は玉方15歩が僕だと必須になります。
ついでに21・22も歩にしますね(笑)。
23だけ歩に出来ないのが残念です。
実際には53玉、13・23が桂、15・25・35は歩、21・22は香。
駒数を減らすよりこうするのが一番美的感覚があると思います。

投稿: 三輪 勝昭 | 2014年11月25日 (火) 00時27分

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