第7回プレ短コン①ほっとさん作
▲38銀△同玉▲47銀△同玉▲56銀△同玉
▲65銀△同玉▲66金迄9手。
解答者数26名(誤無解なし)
評点2.92(5-1、4-6、3-9、2-10) 9位
☆今回は使用駒数を点数付けした後、一定の法則で並べ直して出題順を決めました。本番の短コンと違い、使用駒数制限が無いので、好形悪形でばらつきが出ます。それがなるべくランダムになるように、という配慮でしたが、結局もっともトップバッターにふさわしい作品がそれになった、という感じですね。
☆ちょっと考えて、「もしかして…」と思った順がそのまま展開されます。怒涛の4連銀捨て。それで拍子抜けするか、というとさにあらず。生角の特性や辺をうまく使った変化処理に、技量の高さがうかがえます。たとえば手順だけ設定されて作ってみろ、と言われ、はたしてここまで配置をそぎ落とし、手順をくっきりと浮かびあがらせることができるでしょうか。
☆この作者は実は高名な方です。短編ですごくお洒落な作品を作ります。今回出品いただいて、ちょっとビックリしました。ありがとうございます。
** 短 評 **
太刀岡甫さん『この捨て方が実現するとは驚き』
有吉弘敏さん『変化処理と作意成立のため配置が巧妙』
☆25との配置がなかなか巧み。4手目・6手目・8手目を一枚で片づけてます。
EOGさん『25とがよく利いている』
☆お、意見が一致。
蛇塚の坂本さん『玉の誘導面白い』
奥鳥羽生さん『100m走のような一直線のリズムを感じる短編趣向作。最終同玉が解答者の作法』
☆はーい。
夏風さん『ヤン詰で出題したい作品』
☆取っちゃってすみません(笑)。
ぬさん『初形を見たときこの手順が頭をよぎりましたが、本当にこの手順になるとは思い
ませんでした』
☆うれしくなっちゃいますよね。
ほいさん『くるくる作品を作りなれた人の作品に見えます』
後藤進さん『単調だが連続の銀捨てによる玉の斜め移動は面白い』
u-makuさん『角2枚で操るk』
☆k?あぁー、関根麻里のダンナか(くだらん)
中村雅哉さん『素朴な狙い』
斎藤吉雄さん『銀の打ち捨て趣向。シンプルに徹底してます』
☆シンプルな趣向をシンプルに。案外難しい。
河童Bさん『「おもちゃ箱」のくる展向きの好作。易しく楽しく、これも一興』
名無し名人さん『これはくるくるの類ですね。トップバッターに最適の楽しい作品です』
☆TETSUさんにも少し悪かったかな?
さくかさん『こんなんで成立するのか…これにはさくかも感心しきり』
☆こんなんってw。
不透明人間さん『くるくる系も9手では物足りない』
秀和歌さん『手筋物+くるくるといった印象。楽しい』
☆相反する短評。感じ方はやはり人それぞれですね。
占魚亭さん『13階段』
☆ひええええ。でも感じでてます。降りれない。
ikz26さん『明快かつスマート。既視感はあるが、配置の巧さを買う』
金子義隆さん『偉大なる絶連。好みではある』
☆解けますからね。え、違う?
三輪勝昭さん『最後は65同玉かな?僕は同としました。詰上りが好きなのと、28金~46金の形を3枚の銀の犠打で65とにする考え方も出来るかなと。○○○○。それと同じセンスを感じますから作者はほっとさんかな?凄い簡単な原理でこんな面白い事が出来るとは』
☆本名がわかっちゃう短評ですので、一部伏せました。しかし見事に当ててきましたね。
利波偉さん『短編趣向は駒数が少ないことも大事。またこの作品は変化の割り切り方も巧い』
☆締めてもらいました。
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