第5回プレ短コン⑯八級さん作
▲13香△12金▲23桂△同角▲21歩成△同玉
▲12香成△同玉▲21銀△同玉▲22金まで11手。
解答者数33名(誤解1名)
評点3.09(4-10、3-15、2-3、1-3) 同一作有のためノーコンテスト
冬「発表後、suikyouさんからのご指摘で内藤国雄氏作で同一作ありとのことでした。残念」
市「投稿図を見たとき、ちょっと感心したんだけど…。まあこればっかりは、運もあるよね」
冬「手順は2手目金合のとき、ワンポイント23桂と捨てるのがちょっといい味です」
市「飛金合以外は21歩成~22銀打だけど、飛合のときも21歩成で早い。ということは金合のときだけ桂捨てが必要なわけで、これはポイント高い」
冬「収束も含めてムシの良い手順だな、と思います」
市「あの内藤氏と同じ作品創ったんだ、ということで割り切ってもらいましょう」
** 短 評 **
馬屋原剛さん「こじんまりとした印象」
オタマジャクシさん「緩みない手順。最後の21銀が実に良い」
☆基本中の基本手筋ですが、過程が良いので気持ち良い一手になってますね。
佐藤和義さん「これも何度か見た図と手順で一目」
増田智彬さん「これだけ好形&好手順だと同一作があっても不思議ではないですねぇ」
☆大抵そういう場合「ありそう」で済むのですが…ごめんなさい。
羅刹さん「キレイな小品」
谷口翔太さん「幼稚園、合駒のお勉強。香OR飛、どちらでしょう?」
☆いまどきの幼稚園児は"OR"とか普通に知ってたりするんだろうか。
利波偉さん「最近よく見かける、合駒を入れてあとは既存手順で終る作品。ちょっと安易だと思う」
変寝夢さん「19香と打つとえらいことになりますな」
☆14歩で普通に詰まないのでは…?
坂本栄治郎さん「簡素だが長手数スッキリ」
山田淳さん「可愛らしい小品。さすがに同一作が有りましたか」
☆かわいすぎましたねえ。
たくぼんさん「23桂をいれるところがミソ。綺麗な小品」
風みどりさん「いかにも色紙向き」
☆(過去作の)作者が作者だけに、もうあったりして。
今井亜美さん「夏風さんが「うちのサイトにほしい!」と思ったのではなかろうか」
さわやか風太郎さん「攻め方、絶対手の連続」
竹中健一さん「飛合と金合で3手目が違うのがイイネ!」
☆構成としてはベストなんですよね、金合だけが捨駒で締められるし。
中村雅哉さん「きれいに出来ている」
ssさん「一目危ないと思いましたが、やはり同一作がありましたか」
隅の老人Aさん「同一作有りは残念でした、ベスト3は狙えた」
☆狙いがシブすぎて、点数的にはもうちょっと、というとこでした。
嵐田保夫さん「金合か飛合か比較だけでいかにも狭い」
詰将棋1級さん「同一作があるとのこと。確かにこの手順は経験してる。21銀はよい手です。盤の端っこでシンプルなものは避けようと改めて思うです」
☆あぁ、そういうもんですかねえ。冬眠蛙は創った後で確認する方ですね。
ほいさん「実にシンプル。実戦的短編ですね」
占魚亭さん「2三桂の前にひと工作」
不透明人間さん「きれいな手順だが、アクセントもほしい」
☆あまりにシンプルだと、ちょっと贅沢になったりするんですよね。
しろねこさん「11手でも難題です。駒は取る。スムーズに解法できました。考えさせる問題です」
凡骨生さん「本作も既視感あります」
☆香打金合(または飛合)の形としてはオーソドックスな部類な分、コンクール向けではなかったかもしれません。
☆実はこちらの作者もベテランの有名な方で、当初作品の集まりが悪かったのを気にされて応募いただいたもの。申し訳ない結果になってしまいましたが、これに懲りず、またよろしくお願いいたします。
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