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第5回プレ短コン⑳たけとひでさん作

▲16馬△39玉▲17馬△49玉▲27馬△39玉

▲48銀△同龍▲28角△同龍▲59龍まで11手。

解答者数29名(誤解1名、無解4名、評点なし1名)

評点4.07(5-9、4-11、3-6、2-1)3位

冬「たけとひでさんの軽趣向作。見事3位入賞しました」

市「馬鋸か。捨てられる位置に動いているので緊張感があるね」

冬「近づく目的が収束の28角を成立させるため、というのもちょっとイイです」

市「馬鋸成立のカギを握る59銀が、馬鋸終了の瞬間に邪魔駒になってる、という構成は個人的に好み」

冬「評判も上々でした」

** 短  評 **

谷口翔太さん「ミニミニ馬鋸?段々と楽しくなって来るな、最後もアザヤカ」

佐藤和義さん「龍の効きに動く馬の味がとてもよい。邪魔銀を捌いてきれいに収束」

☆主張が明確なので短評も似たようなものが多くなりがちなんですよね。本番のコンクールだと、載せられる数が限られるので悩まされます。プレ短コンは全部載せちゃうから全く問題ないのですが。

変寝夢さん「59銀と19角の使い方がうまい」

山田淳さん「馬には食指を動かさなかった飛車が銀と角はパクパク食べる面白い手順」

☆えり好みすると痛い目をみる、ってとこでしょうか。

坂本栄治郎さん「馬の押し売り銀の消去面白い」

たくぼんさん「ミニ馬鋸が面白い」

風みどりさん「馬鋸が出てくるとは驚いた。34銀の配置に不満を感じなければ一押しだった」

☆ちょっと縦長な印象になっちゃうんですよね。で、ですね。

利波偉さん「もう一枚くらいは配置が減らせると思う。例えば36香配置にすれば34銀は省略出来る。馬鋸を楽しむのが狙いなだけに、配置は一枚でも軽い方が良いと思う」

増田智彬さん「ミニ馬鋸ですか。ただ35香を36(歩でも良さそう?)に置けば34銀は要らないと思いますし、1路左へ寄せれば24歩も不要だと思うのですが・・・」

☆実は作者も迷った結果。当初の投稿図は配置8枚でした。「変化・紛れが少しはないと」とのことで、この図になった経緯があります。

☆正直、冬眠蛙だったら最初の図にしていたと思うのですが、ただ、こういった細部にまで気を使う作者の創作姿勢には感心しています。

今井亜美さん「アヤシゲ感たっぷりの34銀が47馬~36馬を誘う好配置」

☆…という方も実際いましたしね。

さわやか風太郎さん「5九銀が邪魔駒とは恐れ入りました」

中村雅哉さん「やりたい事が明確に表現されており、好み。4段目の配置が惜しい」

竹中健一さん「あららこんなところでノコですか~」

☆催しが催しだけに、意外性が大きいですね。

ssさん「プレ短コンで馬ノコが見られるとは思わなかった」

隅の老人Aさん「首位決定」

詰将棋1級さん「詰将棋してるがこの手順は初体験ではない気がする、でも好みですこれ」

☆馬鋸だけに、若干既視感が発生するのは仕方ないかなあ。

かまいたちさん「持駒無しなのに紛れもあって良いですね」

羅刹さん「ミニ馬鋸から一気に捨てる。爽快」

☆ギアチェンジからの加速感がいいですね。

きたさん「手順はいいが、上部の配置が少し気になる」

けんちゃん「ミニ馬鋸。これは11手で表現すべきなのか?」

☆もうちょい手数伸ばした方がより効果的になる?微妙かもしれませんが。

占魚亭さん「8段目から竜が動けないのを見越した馬の動きが良い」

しろねこさん「入玉は個人的に苦手です。この問題も素晴らしい」

凡骨生さん「馬の追撃が面白く銀角の消去がよい」

☆全部よい、ということですね(笑)。

馬屋原剛さん「まさか馬鋸が出てくるとは」

オタマジャクシさん「馬の動きが面白いし,銀の邪魔駒消去が素晴らしい」

嵐田保夫さん「角2枚の鋭いドリブルが好印象」

☆片方の角を囮にして、見事にゴールが決まりました。

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