第5回プレ短コン⑥かまいたちさん作
▲23金△42玉▲31龍△同玉▲32金まで5手。
解答者数31名(無解2名、評点なし1名)
評点2.93(5-2、4-7、3-11、2-7、1-3)15位
冬「かまいたちさんもプレ短コン初参加。実は本名はとっても有名な方です」
市「初手23龍、23角成、32龍、32角成とどれも詰みそうで詰まない中、重くベタっと打つ23金がすぐに見えるかどうか、という問題」
冬「心理的な盲点をついてますね」
市「こういうのはある意味作者と解答者との勝負なわけで、傍からアレコレ言うのもおかしいと思う」
冬「まーた、もっとも風なことを言って、解説サボってますね」
市「…(図星)…」
** 短 評 **
占魚亭さん「うーん……拍子抜け」
きたさん「5手詰とわかっていないので、けっこう難しい おまけして 4点」
☆手数制限なし型コンクールの利点です。本番コレだとキツイですけど。
嵐田保夫さん「いかにも詰将棋らしい100㎏の金打ち」
☆100㎏!!人間将棋並みですね(笑)。
しろねこさん「いろいろ駒があり不要な駒もあるようにも見える」
☆実は全部必要で、しかも調べるとかなり機能的な配置です。流石だなあ、と思いました。
凡骨生さん「まさか5手詰とは!」
ほいさん「大模様を張って実に小さく動き、まさかの5手詰。渋い。配置減点も気にしない男らしさを感じる」
馬屋原剛さん「まさか5手詰とは。効率の悪い初手が面白い」
☆今までのプレ短コンのなかでも最短ですね。
オタマジャクシさん「初手が絶妙手。やや少し尻切れトンボの感」
増田智彬さん「初手に要した時間40分。嵌まりました~」
☆増田さんが40分なら相当ですね。
谷口翔太さん「この配置、5手で詰んだぞ、正解かな?」
がもうのさん「5点詰の時点でおかしいですよね。自信なし」
☆疑心暗鬼になるのも無理ないです。いや、5手詰としては充分な内容なんですが。
佐藤和義さん「効率の良いと思われる初手や手順が多いだけに、この初手は非常に高く買う」
変寝夢さん「こういうのって余詰めを消すのたいへんだよね」
山田淳さん「あまりに短くて拍子抜けした」
☆結構早く解けた?
坂本栄治郎さん「短手数過ぎて味が少ない」
風みどりさん「初手は好みだが仕上げのバランスはどうだろう」
☆少し収束を欲張りたくなるけれど、あまり長くすると初手のインパクトが薄れるしで悩ましいところ。
利波偉さん「出来てはいるけど、大模様かな」
たくぼんさん「ひさしぶりに『やられた感』を感じました。それに敬意を表して…」
☆5点キター!
今井亜美さん「これが一番難しかった。23金みたいな手はホンッッット苦手だワ」
☆実感こもってるなー。
竹中健一さん「初手の意外性だけ?」
羅刹さん「ここに出すのは自分なら気が引ける」
☆短手数はやはりちょっと不利なところはありますが、まあでも「プレ」ですし。
不透明人間さん「初手は意外だった。内容のわりに駒が多すぎる」
さわやか風太郎さん「配置と手順がアンバランス。守備駒をコンパクトにまとめ、3枚に圧縮出来そう」
☆出来そうには見えるんですけど、実際には本当に難しい(というか無理)。でもそういう風に見えちゃう点では、ちょっと損したなあ、と思います。
けんちゃん「実は本作に相当悩まされました。よって5点」
☆年々酒に弱くなってないですか?(笑)
隅の老人Aさん「最後に辿り着いた23金、恐れ入りました(好形なら5点なのに、残念)」
詰将棋1級さん「配置からはいかにも11手作ですね。意表を突かれたぶんプラス1」
☆あ、そうだ、冬眠蛙は短評掲載時、原則として解答者の付けた点数は載せません。どんな強豪の方でも、初心者の方でも、5点がついたらそれは5点ですし。
ssさん「初手の重い金打ちが狙いか?だが、すぐ見えた人はほめてくれない」
中村雅哉さん「すぐ見えたのはビョーキかも(笑)」
☆ったく、これだから詰キストは。ちょっと入院させないといけないな(笑)。
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