第5回プレ短コン⑬隅の老人Aさん作
▲67金△同と▲76飛△65玉▲74銀△同馬
▲66飛△同玉▲86飛成まで9手。
解答者数32名(無解1名、評点なし1名)
評点3.23(4-13、3-13、2-4、1-1)11位
冬「Aさんは作品では初参加です」
市「作品集をずっと解いて感想送ったのでご褒美もらえた気分。ありがたいことです」
冬「左に逃げられたらオワなのですが、初手に金を手放すのがポイント」
市「馬筋をそらす工作用で銀を残す必要がある。飛捨てから86飛成は既定の路線という感じ。易しい構想作」
冬「飛躍した手はないですが、丁寧な作りは流石でした。来年もぜひ作品欲しいです」
** 短 評 **
竹中健一さん「最初に金を打って銀を残すのが詰将棋ですね!」
☆盤上の世界くらいは気前良く行きましょう。
さわやか風太郎さん「ワンツー、ワンツーのリズムに乗って」
今井亜美さん「収束が見えすぎる嫌いはあるけど、わかりやすい狙いは好感度大」
☆12番と好対照だったかも。
たくぼんさん「第一感67銀!やっぱりはずれ。一捻りするところはベテランの作者かな」
☆流石にスルドイ。
風みどりさん「金の先着など味はあるが、こぢんまりした順」
坂本栄治郎さん「馬の移動手決めるスッキリ」
☆初形と詰上りを見比べると工作の跡がくっきり。こういうのを見ると、詰将棋はパズルだなあ、と感じます。
利波偉さん「初手がイマイチ。67香同とという形で67は塞ぎたい」
☆65玉型で、というところでしょうか。
山田淳さん「手筋物ながらきれいに纏められている」
変寝夢さん「初手の意外性がポイントか」
佐藤和義さん「金銀の使い方が良いのだが、手が限られているだけに底が浅いのが残念」
☆意外性がない分、感動という面では薄いかな。
増田智彬さん「纏まってはいるけれど、凄さはそんなに感じられない?」
羅刹さん「金先金銀が光る」
谷口翔太さん「お爺ちゃん曰く「金先金銀」、ものは言い様、確かにそうだ」
☆こらっ!
オタマジャクシさん「56に逃げられると捕まらないので,逆に詰め易かった」
馬屋原剛さん「気持のよい手順が続く」
☆手の伸びるままに、って感じですかね。
凡骨生さん「馬筋を上手く外す」
☆詰キストは後ろを「ウマく」って書かなくてはならない、という規則があったと思ったんだけどなあ(笑)。
しろねこさん「駒を取るのが正解。▲9八角の利きが通っています」
不透明人間さん「そつのない、手なれた作り方」
☆作者名で納得。
占魚亭さん「5六歩を死守」
☆新聞出題ならこれがヒントですね。
嵐田保夫さん「典型的な手筋物」
きたさん「きれいにできてる」
ほいさん「シンプルで楽しい作品。好印象」
☆ツボはぎゅぎゅっと押さえてます。
けんちゃん「紐付きの捨駒ばかりでは短編とは呼べない」
ssさん「都玉にしてもう2手逆算してみたい」
☆下図。確かに金先金銀が強調されますね。
中村雅哉さん「収束が狙いと思われるだけに、8手目は限定したかった」
かまいたちさん「金先金銀はひと目だが、悪くない」
詰将棋1級さん「ツボを心得た作りですね。詰将棋高段者が技を出して見せた感じがする。こういう捌きは好み」
☆この作者の技はもうスゴイ、の一言です。ぜひ作品集を解いてみてくださいね。
☆この記事は12月31日に掲示されるはず。どうぞ皆様、よいお年を。
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