プレ短コン⑫しろねこさん作
▲12飛△同玉▲24桂△同歩▲23角△11玉
▲12飛迄7手。
正解者28名 評点なし1名
評点1.56 (3-2、2-11、1-14) 18位
冬「失格作を除くと最下位でした」
市「ほぼ一本道だからなあ。ルール上は詰将棋になっているけど。」
冬「他誌を含めても初めての創作だったんではないかな、と思います。作品募集時の要項ですと、『作品出さないと図面作成ソフトがもらえない』という内容でしたので、仮にそうでなかったら出さなかったんではないかなあ。結果的に全員配布してますので、そういった意味では申し訳ないことをしました」
市「まあ、これを機会に創作に興味を持っていただければと」
冬「あ、ちょっと関係ないのですが一言作者にアドバイスを。前の10月の新作で解答もらったとき、『柿木に解かせると○○△△なので、この問題、余詰があります』というコメントが付されてましたが、解説に書いたようにアレは柿木が誤答しているだけです。あれは余詰とは言いません」
市「余詰の正式な定義ってのもなかなか難しいけど、基本的なトコで、『詰方の手番で複数種類の手が成立するなら余詰』ってとこかな。10月の新作は柿木は玉方の応手を間違えているワケです」
冬「…ということで、今後のコメント時に留意ください。作家は『余詰』という言葉にものすごく敏感なものですので」
** 短 評 **
不透明人間さん「すなおな作り方というべきか、完全作というべきか」
馬屋原剛さん「34銀→14銀、21香→21桂で13歩は省けそう。また持ち駒の角を歩と桂に変える案もありそう」
☆配置駒数を減らしたり、より良い手順にならないか試したり、という作業も創作には不可欠、ということですね。
波崎竹生さん「みんなここからスタートした」
☆Me Too.
中村雅哉さん「うーん、狙いがわからない」
増田智彬さん「とても難しかったです。評価が」
☆…
坂本栄治郎さん「易しすぎ」
隅の老人Bさん「ほのぼのと心が温まります。将来への期待を込めて、評価は3」
隅の老人Aさん「何と申しましょうか、困った」
詰将棋1級さん「創作はあまりしてない方だと思いますが、同じ筋でも少しでもよくしようと工夫しようとするのも創作の楽しみ方ですよ」
☆馬屋原さんの1個目と同じ改良図も提示もらいました。ハマると楽しくて、いつまでも同じ作品をいじったりするんですよね。わかります。
ほいさん「詰将棋初心者向けのオアシス枠。癒されます。変化がないから低評価だろうけど、変化があるとオアシス枠じゃなくなっちゃう。。。」
ふかわさん「ヨチヨチルーム向き」
☆初心者の方だと、初めて解けた7手詰!という価値はありそう。
でんでんさん「2枚の飛は他の駒で代用できそう。何か工夫できそうな素材ではある」
たけとひでさん「純真だった昔を思い出す」
☆ノスタルジー的な作品?
たくぼんさん「こっこっこれは・・いったい何と評したら良いのだろうか?解く以上に頭を悩ますぞ』
☆あ、悩みがある内は成長が止まってないそうですよ(笑)。
さわやか風太郎さん「癒し系ですね」
こんさん「ひょっとして紛れなしが狙い?」
☆完全な一本道、ではないですね。銀捨てる手とかありますし。
ごぶりんさん「少し工夫すると無仕掛けにできそう。(え、自分で作れって?)」
☆よーし、ちょっと作ってみるか、と思ったんですが、無理筋でした(汗)。
けんちゃんさん「これは詰将棋とは言えないのでは…」
カルルクさん「ぜいたくに飛車・桂馬を打ち捨て、角・飛車と打って詰むのは気分が良い。個人的にはとても好きな作品。変化を楽しめる部分があればなおよかった」
ssさん「新人さんですかね?ごめんなさい。これはちょっと褒めるところがないです」
躑躅さん「初々しい作品」
利波偉さん「コンクール形式だと、新人だろうと推測出来ても良い点を付け難い。今後も頑張って創作を続けて欲しい」
☆覆面出題なんでなおのこと、でしょうね。仕方ないです。
凡骨生さん「素朴すぎる」
羅刹國さん「・・・どべ狙い?」
☆わっはっは。ワタシが阻止したぞ!……って余計なこと言わすな。
風みどりさん「新人さんですね。詰将棋未満。精進に期待」
☆そうですね。頑張ってもらいましょう。
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コメント
やはり作品になっていませんでした。このような素晴らしいブログに掲載させてもらい光栄です。自分でも詰将棋のエキスがない作品だと気づいていました。
波崎さまの図面作成ソフトの公開を楽しみにしています。アップデートのたびに更新されるととてもうれしいです。
余詰の件は一応、柿木さんに報告しておきました。
投稿: しろねこ | 2009年12月14日 (月) 21時25分