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プレ短コン⑨オタマジャクシさん作

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▲47歩△同玉▲59桂△46玉▲45飛△56玉

▲15飛△46玉▲45馬△37玉▲17飛迄11手。

正解者27名 無解1名

評点3.26(5-2、4-9、3-11、2-4、1-1)10位

冬「毎回独特な作品のオタマジャクシさん。本作もまた変わった風味です」

市「15飛、というのはなかなか見ない手だね」

冬「66歩配置がうまい感じで、15飛の不利感が強調されています。45合で一瞬詰まなそうだけど、同馬、66玉、67馬で綺麗に詰み」

市「前後に派手な手がないので、ちょっとアンバランスな感じではある」

冬「大駒一枚消したかった、ってところでしょうか。推敲に時間がかかった、とのことなので難しいのかもしれませんね」

市「これも評が割れやすいタイプだね」

** 短 評 **

ごぶりんさん「開き王手は当然65か95方面かと思いきや、まさかの逆モーション。収束がもう少し凝っててもよかったかと」

さわやか風太郎さん「最終手1七飛を視野に入れた1五飛の開き王手がうまい」

しろねこさん「実にうまい。駒の特性を最大限に生かせた作品」

☆おっ、ツボでしたね。

たくぼんさん「作意順を変化に持っていったほうが味が出る?まあそう言いなさんな」

☆落語調短評。

たけとひでさん「開き王手へのこだわり」

でんでんさん「序は必然だが、5手目から手強い。ダイナミックな飛の捌きが爽快」

ほいさん「右から飛車を使う展開が面白いです」

☆43飛とかどうしても目に入りますからね。その分狙いがクッキリ伝わります。

詰将棋1級さん「気持ちいい飛の使い方」

隅の老人Aさん「地固めが肝心で15飛が狙いの開き」

☆関係ないのですが、パラの解説だとこういう作品は結構難しいんですよ、みなさん同じ短評なので(笑)。プレ短コンは全員の短評載せちゃうから気になりませんけど。 

隅の老人Bさん「15飛に願いを込めて。分かるよ、その気持ちは」

坂本栄治郎さん「1五飛が思いつかない好手」

真Tさん「15飛限定はあまりない味」

☆いかにも作者らしい、という感じはします。あそうか、えっと、本名はパラでもよくお見かけする方です(笑)。前に私と合作で作品発表したことあるので、ご存じの方もいるかも。

増田智彬さん「初形は好作っぽく見えたけど、捨駒がほとんど無い割には手順がねぇ」

中村雅哉さん「ちょっと変わった味の面白い作品。難しいとは思うが、47に捨てる駒は銀くらいにしたい感じ」

不透明人間さん「収束でひとつ捨駒がほしい」

☆ちょっと不評の部。狙いが面白いだけになおさら惜しく感じる、というところ。

馬屋原剛さん「飛車の活用が面白い」

風みどりさん「こっちに走るのは確かに余り見た覚えがない。それにしても歩以外にも捨駒が欲しかった」

☆もう、強欲なんだから。

凡骨生さん「飛の振り方がGOOD」

☆そういや去年の流行語大賞は「グー!」だったってこないだ知りました。何年も前のような気がします。

羅刹國さん「面白い構想。飛の逆襲」

利波偉さん「前半の舞台作りや収束など、全体的に作り直したい感じ」 

ssさん「先に飛を打つと詰まない不思議な詰将棋。ただ、大駒が捌けないので印象はいま一つ」

☆初手45飛もそそられますよね。

カルルクさん「広いようにも見える玉が盤の中央で右往左往する様はどこかコミカル。馬の利きを弱めるかのような▲45飛から▲15飛~▲17飛と豪快に飛車を転換させて詰め上がるのは気分が良かった」

けんちゃんさん「反対側に開く15飛には、意表を突かれた。大駒捨て無しの収束には不満があるが、悩まされたので4点」

☆あざーす。

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