プレ短コン⑤ほいさん作
▲31銀△12玉▲23銀△同玉▲41角△33玉
▲32角成△同玉▲43飛成△31玉▲42龍まで11手。
正解者27名 無解1名 評点なし1名
評点3.31(5-5、4-4、3-11、2-6) 7位
市「これ、個人的に好み」
冬「よくこの形が残っていたな、という気はします」
市「手順が形とバランスが取れている感じがまた良い。多分みんな一度は31角を考えたんではないかなあ。あと、12玉に23角の紛れでは香も良く働いている」
冬「41角でピッタリ捕まった、という感じですね。佳作だと思います」
市「パラの表紙でも良かったなと」
** 短 評 **
カルルクさん「シンプルな配置であるのみならず、玉・桂・香の位置が自然で、解図意欲をそそられる。初手はつい▲31角と打ちたくなるが、それでは詰まないことに気づくと笑みがこぼれた。▲23銀、▲32角成りという詰将棋らしい捨て駒から、最後は香のサポートを得た飛車(竜)が丁寧に玉を追い詰めるのは品がよく、清涼詰めに至ると解後感爽快」
けんちゃんさん「玉方駒の絡みがないので印象が薄い」
ごぶりんさん「簡単そうでつかまらない綱渡りのような手順が見事」
☆冬眠蛙は実戦形だとそう感じることが多いです。なので評価も2割増(笑)。
さわやか風太郎さん「玉を強引に3一へ呼ぶ手順に緩みがない。最後は最初と同じ駒だけになる仕組みは面白い」
☆あ、ほんとだ。気づきませんでした。
しろねこさん「実戦向け作品」
たくぼんさん「初手31角の呪縛からなかなか抜け出せなかった。好作」
☆よかった、ワタシだけでなくて。
たけとひでさん「素朴だけど心地よい手順」
でんでんさん「初手は角打の一手と思いこみ苦戦。9手目各駅停車の飛成が渋い」
詰将棋1級さん「意表の連続銀打。32角成の手も入り気持ちいい。形もよいし35角もぴったりの配置」
隅の老人Aさん「初手角打が良さそうだが、あちこち逃げられ草臥れた。最後だれるので、3点」
☆収束は渋味があって意見が分かれるところかなと。ただ、6手目32合でも同じ変化なのが若干損した気もします。
隅の老人Bさん「45香の配置、巧し。実戦型もまだまだ開拓の余地有りか」
坂本栄治郎さん「簡素にして玉変化面白い」
真Tさん「初手31角と打ちたくなってしまいます」
☆いやぁ、被害者続出だなあ。←自分も悩んだからって、嬉しそうに書くな!(解答者一同)
増田智彬さん「纏まっていますけど、既成感はありますねぇ。実戦型の宿命かな」
中村雅哉さん「31には角を打ちたくなる。きれいにまとまって、表紙向き」
☆お、ここにも同意見。
波崎竹生さん「必然だが、持駒を全部使って玉を一段落とすのは面白い」
☆かなり紆余曲折してますが(笑)。さすがによく見てます。
馬屋原剛さん「どの変化も意外に捕まっているのが驚き」
不透明人間さん「守備駒にさわらないあっさり味」
風みどりさん「角を後に残せば解決。ちと底が浅すぎたか」
凡骨生さん「心地良い手順だ」
☆余裕がありますねえ。うらやましい。
羅刹國さん「収束は見えるのだが、紛れが多く、こういった形はためらいがちになる」
☆自分のことを棚に上げないように!(笑)
利波偉さん「41角~32角成の感触は、何度味わっても良い」
ssさん「まだこんな形が残っていたんですね」
☆点数が思ったより伸びないのは(飛躍的な手が出にくい)実戦形短編の宿命ですかねえ。でも全体的に好評なので、きっとほいさんも満足かと思います。
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コメント
派手な手がなくて自信がなかったので、望外な結果に満足です。^-^
実戦枠、無仕掛枠、不成り枠…
短コンは面白いですね。
投稿: ほい | 2009年12月 2日 (水) 23時58分