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プレ短コン④羅刹國さん作

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▲27角△同桂生▲28桂△17玉▲13飛成△28玉

▲39角△同桂成▲18金△29玉▲19金まで11手。

正解者27名 無解1名 

評点3.04(5-2、4-8、3-14、2-4) 14位

冬「続いては羅刹國さんの作品。見かけない名前ですが、パラ誌上では高得点を連発している新進気鋭の作家さんです」

市「2手目同桂生がちょっとばか詰チックな応手だね」

冬「同桂成だと25角、26玉、34角で以下どう応じても同手数駒余りになります。桂生は25角、17玉、13飛成、28玉、39金を防ぐものですが、代わりに28桂が生じてしまいました」

市「お約束の二段跳ねで、この初形からなら充分な出来かと思います…が」

冬「自陣と金がねえ。作者にも事前に確認したんですが、このままでいいです、とのこと。別に実戦形からかけ離れているので、確かに金でもと金でも存在価値としては変わらないかもしれなですが」

市「私も含め、ベテランの方にはなかなか違和感が消えないところかも。評点上はだいぶ損しているようです」

** 短 評 **

利波偉さん「49と配置は44との対比だと思うが、私的には不自然な感じです。玉方桂の二段跳ねですが、直に二段跳ねしないと間延びした印象を受けます。また、最後も金打ち迄にしたいところ」

凡骨生さん「桂生にハッとした。とは金ではダメですか?」

☆ねえ。

風みどりさん「一番難しかったかな」

不透明人間さん「と金の使用は作者の作図感覚でしょうか?」

☆作者の自陣と金使用率は結構高いかも。

馬屋原剛さん「成の変化が見えにくかった」

中村雅哉さん「2手目同桂成と思い込み、その変化の34角が見えず悩んだ。それが詰むと分かり今度は作意が見えず悩む。27同桂生は盲点だったが、その後の手順は今ひとつ。49とや34とも、何で金ではダメなのかわからない」

増田智彬さん「15の桂が2段跳ねをするのだろうなと、第1感でわかってしまったせいか、感動が薄かったです」

☆昨年の本番短コンで全題正解している増田さんからは今回初解答いただきました。すごいカンですね。

真Tさん「収束が残念」

☆この構図だと3手収束にするしかなさそう。1段下げれば金打までに出来ますけど、2手目が生じゃなくなっちゃうし。

坂本栄治郎さん「2七同桂不成が面白い」

隅の老人Bさん「桂生は買えるが、どうして、49と?この感覚は理解できない」

☆もしかして2点くらい下げちゃいました?

隅の老人Aさん「桂生だけでは、少し淋しい」

詰将棋1級さん「初形からは想像できなかった桂跳ね2回」

☆もらった短評は「桂不成2回」でしたが、多分こうかな、ということで修正しました。ご了承ください。

ほいさん「同桂成のほうが難しいなあ。桂不成が売り?」

☆成の変化は34角のとこで金打ちたくなる形ですからね。

でんでんさん「桂の2段活用が気持ちよい。2枚のと金は金の方が自然なような・・・」

たけとひでさん「早指しなら2手目同桂成」

☆切れ負けだったら不成じゃないかなあ。裏返す時間が惜しい(笑)。

たくぼんさん「本筋は25角だと思ったが、普通に27角とは詰棋党には指せないです。それを不成で取るのにまた驚き」

しろねこさん「かなり凝った作品。横一列に並ばせるのは大変」

☆最下段なので、いかにも「整列!」という感じでしょうか。

さわやか風太郎さん「玉方の桂が二度働く感触がいい」

ごぶりんさん「序盤に読み応えあり。収束が惜しい」

けんちゃんさん「桂成の変化での34角がなぜか見えずにかなり悩んだ。駒取りが無意識に除外されているのか?」

☆まーた、筋がいいフリしちゃって(笑)。

ssさん「桂の二段跳ねをシンプルに実現。でも、この初形ならと金にする必要はない気がします」

躑躅さん「桂の2段跳ねはいいのですが、9手で纏められないのでしょうか」

カルルクさん「正解手順はわりと淡泊である一方で、2手目に△同桂成とすると玉が左辺に行くことになり、広い玉をうまく捕まえる手順に濃密さを感じた。ひと粒で2度おいしい作品。ごちそうさまでした」

☆作者に代わって、どういたしまして。

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コメント

どうも。ひどい作品ばかり出来上がってしまって困りますわ。読み方は「らせつこく」です。
もう、あれだ、「ジャパ~ン!」みたいな?
元ネタはDirの2ndからです。

この程度の作品では推敲する気が起きません。
細かいことは面倒と言うか。評価はどうでも良いと思うようになりました。解答者には悪いことをしましたね。

投稿: 羅刹國 | 2009年11月30日 (月) 11時06分

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