4月の新作 短評掲示
詰手順はこちらでご確認ください。
さわやか風太郎さん『3七金、同銀、4五馬の筋を追っていたら、4七に穴があった。これが詰将棋の本筋と思っていたら、裏街道の金打が最終手とはうまくワナにはめられてしまった。格言にトドメは金、これが本当は表街道ですね。』
☆作者が素直ですから(笑)。えへへ。
風みどりさん『これは是非LPSAのカレンダーに欲しいタイプの作品。2手目の変化にあとで悩みました。』
☆そういえば只今募集中ですね。これ残しておけば良かったなあ。
しろねこさん『6三角成で飛車を取られないようにしたところがいい。短手数ながらすばらしい問題。素人を超えている世界』
☆ありがとうございます。この問題だと素人に産毛が生えたくらいでしょうか。
詰将棋2級さん『5分くらいでした。67飛車の使い方に蛙流だなと感じました』
☆これがほんとの「5分で2級」?いえいえ、充分有段者です。
隅の老人Aさん『持駒を直ぐに打ちたがる悪い癖。邪魔駒くさい36歩、攻めに強力な34馬、諸々な要素が駆け巡り、初手35馬が盲点でタイム争いでは最下位になった』
☆2分40秒はだいぶ早い方と思いますヨ。
利波偉さん『元々は36歩消去狙いの作品が、違う仕上がりの作品になったような感じがする。27飛が取られても馬の利きと金で詰ます変化にするつもりだったのでは?この作意は馬捨てが二回入り、纏まりはある水準作と思うが、作者が満足の出来とは思えない』
☆確かに満足、って程ではないですが、こういう纏まった作品は創るのが苦手なモノで、結構出来たとき嬉しかったりします(笑)。
DISABLEDさん『歩の意味を考えたら解けました。かわいい小品ですな』
☆そうそう、まさしくそんな感じです。
ごぶりんさん『易しく狙いが明快でさわやかです』
☆易しすぎたでしょうか。でもさわやかって言ってもらえると嬉しいですね。
凡骨生さん『初手が最終手の伏線ですネ。切れ味鋭い短編』
☆確かに一応伏線。ちょっとワタシっぽい、って感じではあります。
安武利太さん『前座だなんてご謙遜。簡素な構図に絶好の34馬配置、変化処理に至るまで、神経の行き届いた完成品です』
☆完成品はちょっとホメ殺し気味かと(笑)。
たけとひでさん『初手に長考、タイムトライアルなら冷や汗』
☆冬眠蛙も一回解答競争出たことありますが、アレは第一感が外れるとほんとあせりますよね。嫌な汗いっぱいかきました(笑)。
たくぼんさん『初手より56金、36玉、63角成、同飛成、37金、同銀・・・あれ??? あ~そうか35馬 という作者の望む順に嵌りました。しかし解答者にとっても実はこの順はとても気持ちよいものです』
☆暗算だと47が空いてるのをウッカリするかも?
嵐田保夫さん『いつもの蛙氏作と思えない簡単さでちょっと拍子抜け』
☆で、小川氏作で汗をかいてもらおう、という魂胆です。
隅の老人Bさん『配置図を眺める。大切な駒は27飛and34馬かな?金打、角成、あれ?、詰まないよ。伏線?、すこし大袈裟、軽いトリックですね』
☆帽子からハンカチが出てくる程度かな?
坂本栄治郎さん『初手が、少し迷ったのですが、馬捨てが、気持ち良い手ですね』
☆気持ち良いって言ってもらえると嬉しいですね。創った甲斐があります。
小川氏作が難解なのでバランス取る意味で易しい問題にしたわけですが、たくさん解答もらえて大変嬉しかったです。皆さんありがとうございました。
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