プレ短コン⑮ 今井亜美@新潟さん作 解答
▲43桂△同銀▲41飛△同飛▲13角成△同銀
▲23桂迄7手。
評点3.07(5-1,4-4,3-4,2-5) 10位
☆トリは今井亜美@新潟さんの「=」。「×」を「かける」、「+」を「たす」と読んだ関係で「=」は「わ」と読んで最後になりました…が、よく考えたら「は」ですよねえ。駄目じゃんおいら。○| ̄|_
☆手順前後に注意が必要で、初手41飛では同飛で43桂には同飛をくらいますし、5手目23桂、同銀、13角成は同香で地獄へ。…とは言うものの、手は限られているので、あれこれ試せば詰上がりに辿り着く親切設計です。最初の方に並べた方が良かったかな?でもやっぱり最初は「一」かな、と。
利波偉さん『幼稚園級ですが、纏まりはある。』
☆捨駒連発はまさに詰将棋のバイブル。
DISABLEDさん『このような筋は好きだ。あぶりだしにしやすい?』
☆どうでしょう?玉があまり動かず、周りの駒が動くので不動駒が少なくなる分好素材かな。
安武利太さん『う~ん、どこかで見たような気が…。』
☆さすが。実は少し似た雰囲気の作品があります。
谷口均氏作 パラ80.2
☆いかにも谷口氏、という力強さが少し垣間見えます。一応手順の骨格が違うのでOKかと思います。
しろねこさん『この手順は実戦で参考になります。』
凡骨生さん『11香は不要と思ったが必要駒でした。』
☆おっと危ない。
北北東さん『41飛が好手。あぶり出しなので遠い駒を呼び寄せてみたら、詰みました。』
☆ちょっとズルい解き方。良い子は真似しちゃいけません(笑)。
馬屋原剛さん『角や香を働かせないように捨てる。』
☆特に21角はうまい配置ですね。
葉井来人さん『今回は詰上がり「x」「C」とか「一」など遠慮気味の作者が多かった。本局も気弱に「二」だが、次は強気に「五」で創作しよう。』
☆「五」はあぶり出しだとキツそう…。
☆ちなみに作者の作意はというと、『新潟(田舎)のIMAIAMI(左右対称)という解釈でひとつ。えー、一応等号(=)のつもりです。』。PN込みの狙いでしたか。ただし、一言、新潟は都会です。場所によっては…。
隅の老人Aさん『41飛を買って、3点。』
☆もっと買ってぇ。
谷口翔太さん『成る程ね。見方によれば、これも曲詰?視点は人それぞれ、皆が違って、それも良い。』
☆同感です。皆さん違う意見を持たないと、コンクール成り立ちませんしね。
たくぼんさん『ニの字ニの字の下駄の跡。7手で纏めたところが作者の実力でしょう。』
☆なるほど、下駄の跡ですか、風情がありますね。冬の温泉、行きたいな~。
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