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プレ短コン①吉川慎耶さん作 解答

 

▲23角成△同馬▲32銀△同馬▲62銀成△42玉

▲52龍迄7手。

正解者14名

評点3.13(4-5、3-8、2-1、1-1) 8位

今回は折角のあぶり出しコンクールなので、配置は「詰上がりを訓読みで読んだときの五十音順」にしてみました。そうしたらちょうど良く、フェアリーで大活躍の吉川さんの「いち」が先頭に来た次第。

投稿時は12角が持駒で全体が右に一路寄っていたのですが、柿木にかけたところ、なんと47手詰の余詰順がありました。(結構面白い順です。興味のある方はこう研究)で、なんとか詰上がりを崩さずに…と考えた結果がこれです。若干初手の味が落ちますが、さすがに止むを得ません。でも32銀の味が良く、綺麗に出来ているので個人的に結構好きな作品です。ああ、こういう展開の逆算もあるのか、と感心しました。

○○ 短 評 ○○

たくぼんさん『連続捨駒は圧巻だが、何故真ん中ではないのだろう??』

☆この評を見て愕然。そういえばそうだ…。修正するときにもう少し考えなくてはいけませんでしたね。

安武利太さん『なぜ中央にしないのでしょう。』

☆すみませーん。(いや、もちろん作者ご本人の了解の上でこの修正図にしたんですけどね)

利波偉さん『幕開けの客寄せとして好題と思います。よくある筋ですが、字になっているから及第点。』

DISABLEDさん『まずは幸先良い客寄せで。いきなりの捨駒は目が覚める。』

☆これ以上ない位にトップバッター向きですよね。

しろねこさん『角と銀を捨てることで詰めることができた。最後は5二竜まで。』

今井亜美さん『唯一の守備駒をプチ翻弄とは洒落ています。』

☆よく余詰まずにこのオイシイ手順が成立してますよね。

波崎黒生さん『もう少し延ばすのは難しいのかな』

☆確かにこれに序奏が付いたら短編あぶり出しでは理想的かも。でも、この構図のままだとちょっと無理筋ですね。

凡骨生さん『7手ながらスッキリスマート「一」』

北北東さん『完成度が高い好作。一路左に寄せないのは、何か理由があるのでしょうね

☆ギクリ。

馬屋原剛さん『馬を引きつけてからの32銀がよい。』

葉井来人さん『普通作としてみれば中々だが、曲詰と言われると見方が変わってしまう不思議さ。』

☆自然と厳しくなっちゃうとか…。ガクガクブルブル。

谷口翔太さん『馬の利きを外しての62銀成、良いぞ。詰め上がり、作者の希望で1点減点。』

☆えぇぇぇぇ~。そういう意味の詰上がりでは…。

隅の老人Aさん『イの一番、好短編だが左に1路寄せたいね。』

☆好評な割りに点数が伸びなかったのはやはり中央にしなかったせいなのでしょうか。ほんと悪いことをしました。これに懲りず、またよろしくお願いしますね。

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詰将棋」カテゴリの記事

コメント

出題後に中央に出来ることに気付きましたが後の祭りでした…。

投稿: 吉川 | 2008年12月 1日 (月) 20時27分

>配置は、詰上がりを訓読みで・・
「いち」は音読みで、訓読みは「ひとつ」
ふふふ・・、間違えたね。

投稿: ポアロ | 2008年12月 3日 (水) 22時25分

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