順位戦を振り返る。12
第14期A級順位戦 評点? 2位(残留)
冬「何この評点?って?」
市「この号だけパラなくしちゃったんだよねえ。困ったものです。確か4点前後だったと思う」
冬「…これは手の説明が必要じゃない?」
市「だね。初手32飛打だと43玉、44金、同玉で逃れ。このとき24に馬がいれば24飛成で詰むので、24銀成を入れる必要があります。でも初手24銀成だと22玉、55馬、44桂で不詰。このとき金が25なら12飛、同玉、45馬で詰むので、初手25桂を入れる必要がある、という仕掛けです」
冬「一目凝りすぎだね」
市「『変化伏線のための変化伏線』が理解されなかったのは残念。まあでも解答者的にはこのテのは手当たり次第に行くだろうから仕方ないね。収束の44金~53馬はなかなかの手触りだと思ったんだけど」
冬「もう2枚くらい少なくできればよかったのにね」
市「かなり危ない橋渡っているからなあ。まあ詰方37歩は玉方36歩の方が良かったかもしれない」
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