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⑧橘圭吾さん作 解説

 

▲23角△同玉▲32飛成△同玉▲21角△23玉▲12角成△同玉▲22金迄9手。

正解者-20名 評点3.00(5-4,4-1,3-6,2-7,1-1) 11位

②のらいあんさんと同率で11位でした。本当は別の構想作で参加予定だったのですが、何度かメールやり取りしたものの結局完成せず、入替作として送られてきたのがこれ。玉を下にひっぱりこむ明快な手筋物ですが、作者名とだいぶ違和感があるのは私だけではないでしょう。

2手目35玉は24角以下、32飛成に24玉は25金以下で詰みます。

藤井孝太郎さん-大駒が玉の背後からちょっかいを出す。

ssさん-使い古された筋で新作とは言えない。本手順は変化に隠すような工夫がほしい。

☆序の4手はまだ工夫が感じられますけどね。でも確かにそれだけだとちょっと厳しいですか。

Disabledさん-玉が下段に落ちるさまが見事。捨駒の真骨頂。

☆Disabledさんらしいコメントですね。

隅の老人Aさん-そんなに下に引っ張られては敵いません、やや公式手順。

凡骨生さん-そこそこの手順なれど既視感がある。二手目35玉は変長?

☆24角以下44玉は45金からばらして42角成で同手数駒余り。一応割り切れてます。

利波偉さん-捨駒はありますが、見えた手をやれば詰む感じで不動駒も多い。

中村雅哉さん-作意順は見えており、変化を読むだけ。

☆実は私もそうでしたが、中には、

今井亜美さん-3手目が妙手。上に逃げられると思ってなかなか指せなかった。

☆という方も。いろいろですね。

風みどりさん-これはややデジャブが強い順。初手が新しいのかな?

北北東さん-2手目の変化が難しい。作意順は作ったことがある手順なので解き易かった。

☆ラッキー!

たくぼんさん-2手目の変化を読む方が3手目以降を考えるより時間がかかった。3手目以降は来本手筋ですね。

☆来本手筋??"くるぼん"ではないですよね…。

小峰耕希さん-豪勢な手順ではあるのですが、完成度が今一つかなぁ。

谷口翔太さん-以前、何処かでの見た手筋、新しいアレンジかな。

☆やや古典的なアレンジという感じですね。

しろねこさん-9手なので難しかった。初手の23角から時間をかけないと解けない問題。23角で詰みの手掛かりを作るところが上手でした。

けんちゃんさん-既成の収束を使うのなら、その前に何か一工夫欲しいのだが…。

☆変化だけでは足りませんでしたか。

馬屋原剛さん-飛車が邪魔駒だったとは。

☆よく見るとそうですね。

作者-因みに狙いは作者当てに正解者0。

☆いくぶん自嘲気味なコメント。まあ確かに、全然らしくない(笑)。

☆作者のことだけに結局完成しなかったほうがそのまま捨てられていそうな気がします。ちゃんと最後まで作るようにね(笑)。

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