第5作品集の収録作品紹介としては最後となります。
〇第25番 解答
▲14龍△33玉▲32銀成△同歩
▲44龍△同玉▲14龍△35玉
▲36金△同玉『▲81馬△35玉
▲36歩△26玉▲71馬△36玉』
『▲72馬…▲62馬△36玉』
『▲63馬…▲53馬△36玉』
▲54馬△35玉▲44馬△46玉
▲45馬△57玉▲58歩△66玉
▲67銀△75玉▲86銀△同玉
▲84龍△85銀▲87金△同玉
▲54馬△86玉▲53馬△87玉
『以下▲43馬から馬鋸で桂歩を取って戻る』
▲65馬△86玉▲75龍△97玉
▲77龍△同と▲98歩△86玉
▲78桂△同と▲87歩△77玉
▲66銀△67玉▲59桂まで87手。
左右馬鋸。3手目32銀成と捨てるのが後の馬鋸を成立させるための軽い伏線。同玉は12龍、22香、同龍、同玉、24香以下。少しでもやりにくさがあれば。
タラパパ『巧妙な伏線(変化に難渋)、2種類の馬ノコ、ノコに入る直前の手を金捨で統一した点なんか、手慣れたものです。盛りだくさんで、楽しむための詰将棋、好局でした。欲を言えば、左辺の駒がもう少し整理できないのかな?とそれ以外は申し分なし』
Jupiter『50手目くらいまで追って、あわてて3手目に戻しました。31手目に歩を打ってしまったので、後で1歩不足に悩んだりして。4手目と42手目の変化は読んでませんが、まぁ、たぶん、こっちが作意だろうと。。。(^^)』
隅の老人A『「難しく無い」は無い、どっちだろ?難しかったけれど解後感はすこぶる良くて、無双などを思い出させる。古典の香りを感じた傑作、解くべし解くべし』
●屋原●『長編ということで楽しく解かせていただきました。序の伏線は無双30番を彷彿させますね。歩に気を取られ過ぎて、桂を取らずに戻ってきて、収束悩んだのは内緒です(笑)。右の馬鋸はよく見るパターンですが、左の方は何度も銀が中に浮くので新鮮な感じがしました』
全体的な雰囲気を含めて古典的だったが、逆に新鮮だった?ようでそこそこ評判が良く、喜ばせていただいた。こういった牧歌的な長編もまた手掛けてみたいもの。
というわけで、収録作品としては以上ですが、過去の作品集の作品差し替えも収録したいと思っており、まだ続きがあります。もうしばらくお付き合いのほどを。あ、無理に付き合わなくても良いのですが(笑)。
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