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2026年4月

詰将棋学校好作選62

 全国ニュースでも流れたのですが、家から歩いて5分のところに熊が出没してたまげました( ゚Д゚)。確かに広瀬川は近いんですけど、かなりそれでも街中の方だったんだけどなあ。とりあえず駆除されたようで、なによりです。

 今日は詰将棋学校好作選です。
20260419adachi  
▲61香成△41玉▲53桂△同銀
▲51成香△同玉▲62歩成△同玉
▲53歩成△同歩▲73銀△52玉
▲43銀△63玉▲54銀成△同玉
▲65金△同玉▲77桂△同銀生
▲64金△55玉▲56金△同と
▲44角△同桂▲65金打△45玉
▲25龍△35金▲55金△同玉
▲35龍△同香▲46金△同と
▲57龍△同と▲46金まで39手。
 この初形でこの作者ですので、否が応でもあぶり出しを期待してしまいます。
 61香成~53桂に同歩が難関ですが、42と~53角成とし、29龍を活用する順で詰みます。同銀には51成香~62歩成からは細い手をつなぐような手順が展開されます。43銀~54銀成とするのが気持ち良い捌き。更に65金~77桂。さらに56金とこちらの金も入手すれば、うっすらと形が見えてきます。
 65金打~25龍として金合を強要すれば、収束に向けて一気の捌き。最後は綺麗な市松模様が浮かび上がりました。
 作者も言っているように全体的に古典的な風合いですが、やはり徐々に形が見えてくるあぶり出しは楽しいですね。好評でした。


軽趣向好作選164

 昨日は詰将棋解答選手権の一般戦・初級戦が開催されましたが、これが終わるとそろそろ詰将棋全国大会が気になってくる頃。今年は大阪開催ということで、今日ホテルと飛行機を予約しました。楽しみです。


 さて、軽趣向好作選。前回少し重めでしたので、今回はいかにも、という作品を紹介しましょう。
20260412kaneko
▲51角成△34桂▲33飛成△32飛
▲同龍△同銀▲41飛△同銀
▲34香△32飛▲同香成△同銀
▲41飛△同銀▲36香△32飛
▲同香成△同銀▲41飛△同銀
▲38香△32飛▲同香成△同銀
▲43桂△同角▲41飛△同銀
▲23桂△32玉▲33香まで31手。
 右辺への逃走を防ぐ51角成は自然な出だし。34桂に33飛成とすれば42角成を防ぐ逆王手の32飛合が登場します。これを取り、同銀に41飛と捨てると以下香で駒を取っては逆王手が繰り返される趣向が展開されます。なお、12手目32香成を同角と取ると、趣向を繰り返したときに逆王手の飛が種切れになります。16手目同角は43桂~23桂以下。
 最後38香として香を入手すれば、32飛合に同香成~43桂と逃げ道を塞ぐ一手が入り、23桂~33香でピッタリ詰み。見た目にふさわしい愉快な手順が楽しめる好作です。

詰将棋学校好作選61

 詰将棋おもちゃ箱の2026年の年賀詰投票で今年も2位をいただくことが出来ました。昨年に比べるとだいぶ易しいのですが、逆にそれが評価されたのであれば、本当に嬉しいことです。ご投票いただいた皆さん、ありがとうございました。


 さて今日は詰将棋学校好作選。不完全作ですが、力作ですので、あえて紹介します。
202604070hamada
▲33銀生△同玉▲44銀△22玉
▲33銀生△同玉▲55角△23玉
▲24歩△32玉▲43飛成△同玉
▲46龍△52玉▲63金△同馬
▲同銀成△同玉▲66龍△74玉
▲64龍△85玉▲63角△86玉
▲84龍△76玉▲85角成△87玉
▲95馬△76玉▲94馬△65玉
▲64龍△56玉▲66龍△45玉
▲46龍△54玉▲44龍△65玉
▲64龍△56玉▲67馬△47玉
▲44龍△36玉▲46龍△25玉
▲58馬△24玉▲26龍△34玉
▲25馬△45玉▲46龍△54玉
▲43馬△63玉▲66龍△74玉
▲64龍△85玉▲52馬△86玉
▲84龍△76玉▲85馬△87玉
▲95馬△76玉▲94馬△65玉
▲64龍△56玉▲67馬△47玉
▲44龍△36玉▲58馬△27玉
▲47龍△16玉▲36龍△26金
▲49馬△15玉▲33角成△14玉
▲34龍△13玉▲23馬まで91手。
 序が結構難しく、出題時は特に銀2枚消去してからの43飛成~46龍のあたりで転倒された方が多かったようです。主題と関係ないところですが、この一歩控える46龍は作者的には入れたくなる一手でしょうね。
 主眼となるのは20手目の局面からの大駒3枚による追い趣向になります。雰囲気的には後年原図が発表された近藤真一氏の無防備煙に近いですが、追い方は微妙に違っています。比べてみると面白いかと。
 34手目56玉の局面で、54香が邪魔になっており、龍を一回転して消去し、67馬とすると47玉に44龍で右に追い込むことが出来ます。が、なかなか微妙に届きません。ここが作者の狙いで、実は右に追い出したのは46龍~58馬で24歩を消去するためで、25馬~46龍~43馬でもう一回左に追い、同じ手順を繰り返して36玉・44龍・55角・67馬型を作ることで58馬から収束に入れる仕掛けになっていました。24歩を消去することで15玉に33角成で収束することが出来ます。
 発表時かなりの高評価を得ましたが、発表時は残念ながら37手目58馬や51手目44龍等、複数の余詰があることが判明。68の銀が浮いているのがちょっとキツイかと思ったのですが、なんと詰方13歩配置でギリギリ二歩禁で逃れるようです。作者の執念に感心。EOGさん、ご連絡ありがとうございました。


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