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2026年2月

詰将棋学校好作選58

 詰とうほくの会場抽選申し込みしたのですが、予定していた5月16日(土)がほぼ予約不可になってました。少し申し込みはしたのですが、予備で5月9日(土)も申し込みしております。抽選結果はまたこのブログにて連絡します。全般的に競争率高めで、当たると良いのですが。。。


 今日は詰将棋学校好作選です。
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▲87飛△78玉▲57飛△68玉
▲66飛△57玉▲56飛△同玉
▲57金△55玉▲65馬△同と
▲44銀△54玉▲46桂△45玉
▲63馬まで17手。
 玉の周りに守備駒がなく、しかも攻方大駒4枚ですが、初手77銀は89玉で詰まず、66馬は97玉で届きません。87飛として78玉とされたとき、銀を見捨てて57飛と金を取り、更にその飛を見捨てて66飛と桂をパクつくのが服部流。57玉で逃げられそうですが、56飛とさらにこの飛を切れば、47玉は48銀、38玉、39銀でつかまります。
 56飛、同玉に57金と押さえて少しほっとしますが、55玉とされると54銀が浮いていて今度はなかなか届きそうにありません。ここで65馬と捨てるのが妙手でした。96角の効きを通して、44銀~46桂で最後は63角成まで。見事に「リ」の字が浮かび上がりました。
 読みにくい手の連続から馬捨ての妙手に美しい詰め上がりで作者らしさが存分に表れた短編です。


2月の詰とうほく

 昨日14日、詰とうほくを開催しました。2月の詰とうほくではすっかり恒例になりました、TETSUさんによる年賀詰鑑賞会を開催。フェアリーや推理将棋を含めて、楽しめました。いっぱい投票しちゃいました。ほっとさんのが一番のお気に入りでしたが、結果はいかに。
 ちょっと個人的な相談もあったのですが、結果、有益な情報もいくつかいただきました。参考にさせてもらいます。次回は5月16日(土)で申込予定です。


 せっかくなので自作の年賀詰の解答掲示します。
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▲28香△同桂成▲16銀△26玉
▲27歩△同成桂▲15銀△25玉
▲26歩△同成桂▲14銀△24玉
▲25歩△同成桂▲13銀生△23玉
▲24歩△同成桂▲12銀生△22玉
▲32香成△同玉▲65馬△22玉
▲32馬△同玉▲43歩成△22玉
▲42飛成△同銀▲34桂△同成桂
▲23歩△31玉▲42と△同龍
▲22銀△32玉▲42香成△同玉
▲52飛△同成桂▲同角成△32玉
▲24桂△同成桂▲21銀生右△23玉
▲13香成まで49手。
 わかりやすい銀歩送り。22玉まで追い込んだ後、32香成~65馬で1歩稼ぎ、42飛成から23に拠点を作れば後は解けたも同然。全般的に平易ですが、年賀詰らしさもあって、作図時間的には「R7」の10分の1くらいですが、個人的には悪くない出来です。ちょっとでも良いな、という方がいましたら、詰将棋おもちゃ箱で投票よろしくお願いします!


軽趣向好作選160

 来週14日は詰とうほくです。前回と同じく仙台駅東口の生涯学習センターでの開催。今のところそれなりに暖かくなりそうです。年賀詰鑑賞会も実施予定。ぜひおいでください。

 ちょっと重い目の作品紹介が続いたので、今日の軽趣向好作選は超短編を。

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▲27角△26玉▲38角△36玉
▲47角△45玉▲36角まで7手。
 角の一回転の最短手数。ちょっと考えただけだと不可能に感じますが、玉位置を16から45まで移動させるのが驚愕の発想で見事実現しました。変化設定が巧みで、それほど多くの駒を配置せずに達成しているのも素晴らしく、記録にふさわしい作品と思います。

詰将棋学校好作選57

 また選挙ということで、街中も騒がしいですね。経済対策と言っては負担を減らすことを政策としてあげる政党が多いようですが、もともとお金というのは有限であり、そのお金をどこに注ぎ込むかという問題のはずで、ただ減税するというだけでは、最終的には更なる物価高になるだけではないかと。もっと未来を見据えた政策を強く押し出して欲しいなあ、と思います。上杉鷹山のような人こそが今求められている人ではないか、と強く感じる今日この頃です。

 さて、詰将棋学校好作選。今回は長編作です。
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▲35角△24飛▲同角△同玉
▲35角△33玉▲44銀成△23玉
▲25飛△24香▲同飛△13玉
▲23飛成△同玉▲25香△24角
▲同香△13玉▲23香成△同玉
▲56角△34香打▲同角△同香
▲25香△24角▲同香△13玉
▲23香成△同玉▲41角△32香
▲同角成△同歩▲25香△24角
▲同香△13玉▲23香成△同玉
▲33成銀△同玉▲43と△23玉
▲33と△同歩▲41角△32飛
▲同角成△同玉▲42桂成△23玉
▲25飛△24香▲同飛△13玉
▲23香成△同玉▲25香△24飛
▲同香△13玉▲22香成△同玉
▲32成桂△11玉▲21成桂△同玉
▲25香△22桂▲同香成△同玉
▲25香△23桂▲同香生△同玉
▲15桂△32玉▲24桂△21玉
▲41飛△31角▲同飛成△同玉
▲53角成△22玉▲31角△11玉
▲23桂生△21玉▲54馬△43香
▲同馬△同桂▲22香まで95手。
 初形で玉方の持駒が飛金歩のみで1~4筋は歩が打てないので、角打には飛合が最善。35角から44銀成で舞台を作り、持駒変換が始まります。最初は飛→香→角という上田氏作でお馴染みの変換になります。角を手にしてまず56角で32香を移動させますが、ここでは飛合は同角、同香、33飛以下なので香合。25香に24飛合は同香、13玉、22香成以下で詰み。再び角を手にして、今度は41角。ここでは32飛合が効きそうに見えるのですが、実は同角成、同歩に53飛として早詰。出題時はここで転倒した解答者が続出しました。ここも香合が正解で、またこれを25香から角に変換します。
 ここで33成銀~43とが局面を打開する妙手順で、33とと捨てると同玉には42角で詰むので同歩とせざるを得ず、これには再び41角と打つことが出来ます。今度は33地点がふさがっているので32飛合で手数を稼ぐことができます。25飛から持駒を香に変換し、25香と打つと、もう角合はできない(23香成~32角で詰み)ため、24飛とせざるを得ず、22香成から収束に向かえる、という仕掛けです。やや長めの収束で、逃げ方の希望限定もありますが、よく上部だけでまとめきったものと思います。
 巧妙なキー設定と不規則な持駒変換で、なかなか楽しめる作品になっていると思います。少し現代的な香りがしますね。

 

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