軽趣向好作選154
そろそろ今年も終わりに差し掛かりました。毎年衝動買いを含めて結構音楽配信を購入してます。昨年のベスト3は上から順に「さよーならまた明日/米津玄師」「二度寝/CreepyNuts」「生者の行進/椎名林檎とAI」でした。今年は今のところ「Prema/藤井風」「劇上/YOASOBI」「JANE DOE/米津玄師、宇多田ヒカル」がベスト3かな。藤井風は同じタイトルのアルバムも良かったです。
さて、軽趣向好作選。ちょっと今回は濃い目。
▲29香△28角▲同香△27飛
▲同香△同玉▲26飛△同玉
▲29香△28角▲同香△27飛
▲71角△44香▲同角成△同歩
▲27香△同玉▲26飛△同玉
▲29香△28角▲同香△27銀
▲35角△同桂▲16と△36玉
▲37歩△同玉▲73角△36玉
▲46角成まで33手。
何はともあれ初手は29香と打ちます。普通に27合ですと16と、36玉、46と。捻って28歩も16と、27玉、17と、36玉、46と、25玉、28香以下です。ということで46に効かせる28角捨合が登場します。同香としたとき、今度は27合に16と、36玉、37香以下の手順があります。27飛合はその37香を同飛成と取る目的です。
27飛合には同香と取り、その飛をすぐ26に捨てて引き戻します。これで初形から持駒の香が角に変わりました。もう一度29香と打つと、再び28角捨合~27飛合が出現します。37に打つ香がないので27飛合の方は他でも良さそうに見えるのですが、実は27他合には35角と捨てるうまい手があり、同桂に37歩と打つ筋を防ぐため、やはり飛合が最善です。
これを同香、同玉と取って26飛と捨てると、首尾よく香二枚を角二枚に交換。ただ、ここで全く有力な手がなく首をひねることになります。実は27飛合とした瞬間に71角と捨てるのが妙手でした。同金は17角、15玉、71角成以下、62合は17角、15玉、62角行成で詰み。44香合が最善(桂合は16と、36玉、45角以下)で、これを取り、再び27香~26飛~29香を繰り返します。持駒が元に戻ったので同じようですが、44地点が埋まったのが大きな違いで、今度は27飛合は37角と打つ手が成立します。以下36玉は47と、45玉、36角以下。このとき44に逃げられない仕掛けです。
ということでその36に効かす27銀合が最善になるのですが、先ほどの35角が決め手となり、詰みに至ります。
連続合による豪快かつ緻密な持駒変換に意表をつくキーを織り交ぜた傑作です。
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