詰将棋学校好作選48
この土日は仙台はストリートジャズフェスティバルが開催されてました。毎年やってますが今回もとても楽しめました。大変多くの方が運営されているのですが、本当にありがたいことです。
さて、本日は詰将棋学校好作選。中編の名工の技をご覧いただきます。
▲85金△96玉▲88桂△同と
▲95金△86玉▲87歩△同と
▲53角△同銀▲96金△同玉
▲94飛△95飛▲63角△86玉
▲85角成△同飛▲96飛△同玉
▲85銀△86玉▲76飛△94玉
▲96飛まで25手。
配置も持駒も強力なのですが、痒いところに手が届かないような難しさがあります。まず75金を85~95金と滑らせますが、普通にやると95金に同玉と取り、75飛に85桂合が玉方の妙手で詰みません。これを回避するため、95金の前に88桂と捨てておくのが周到な一手で、88と型にしておけば95金、同玉、75飛、85桂合は同飛で簡単、という仕掛けです。
95金、86玉に87歩でと金を元に戻しておいて、53角と守備銀にぶつけるのが強烈な一手。同銀とさせて63地点の効きを外すのがポイントで、96金~94飛と鮮やかな連続捨てで63角が見えてきました。……が、ここで94飛を取らず95飛が玉方の抵抗。同飛は同玉、96飛、84玉でぎりぎり逃れます。構わずに63角~85角成と捨ててしまうのが正解で、同飛に96飛と捨てて見事に着地しました。
爽やかな初形→こまやかな序奏→主題の大技→華麗な収束と言うことない完成度。さすが大橋氏、という作品です。
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