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軽趣向好作選147

 郵便の土曜配達がなくなってもうだいぶ経ちますが、31日か1日が金曜にあたったときにパラが来てないときのガッカリ感が半端ないですね。特に今年は解答に力を入れているので、週末がなくなるのは大きいです。明日には来るかな。夏休みで取り返せれば良いのですが。


 さて、本日は軽趣向好作選です。ちょっと構想味のある知恵の輪です。
20250803wakashima
▲56歩△同龍▲64銀△44玉
▲43と△45玉▲34銀△54玉
▲53と△44玉▲66角△同龍
▲43と△54玉▲59龍△56桂
▲53と△44玉▲49龍△48桂成
▲同龍△46桂▲43と△54

▲57龍△同龍▲87角△同龍
▲66桂まで29手。
 両方の玉が接近していて緊張感のある初形。その緊張感のまま、初手56歩はギリギリの効かし。同玉は65銀で69の銀が質になっており詰みます。同龍に64銀と打ち、44玉に43ともまさに綱渡りで、同玉は33香成、52玉、73玉、96龍、63銀成です。
 45玉に34銀と据えて舞台装置が完成。これであと1歩あれば、54玉型でも44玉型でも簡単ですが、龍が良く効いていて、たとえば9手目すぐに87角は65銀で逆王手を食らいます。39龍で合駒を稼ぎに行くのが正解で、44玉型にしてから66角で龍を6筋に移動した後、再び54玉型にして59龍と回ります。44玉型のままで49龍は46桂合で失敗します。
 59龍にも56桂合で歩は入手できないのですが、53と、44玉として49龍としたときに8筋に効きがなく、また桂も打てないのが大きな違い。仕方なく玉方は48桂成~46桂と非常手段で抵抗しますが、桂を入手できたことで、53と、54玉に57龍~87角の決め手が飛び出す仕掛けです。
 少ない駒数で序奏を含めて配置駒が何重にも活用されており、手順の楽しさや鮮やかな収束、まさに理想的な仕上がりと思います。

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