詰将棋学校好作選36
昨日の軽趣向好作選、いかがでしたでしょう。楽しんでもらえていると良いのですが。
X(Twitter)でも書きましたが、アプリのバグで正しい図だと棋譜再現が出来ず、応急処置かましてます。正しい図は下のとおりですが、収録図では34馬⇒24馬になってます。アプリだと34馬→35馬を「引」で整理したうえで、再現するときに44馬を引いてしまって後手大喜びの展開になっちゃってます(笑)。
さて、今日は詰将棋学校好作選です。初見の方は結構悩むと思います。
▲33桂成△同角▲34銀△24玉
▲25銀△同桂▲34金まで7手。
それらしい筋がいっぱい浮かびます。12銀~25金ですとか、14銀~25金もらしい感じですが届きません。33桂成と成り捨てるのはまだ見えるかと思いますが、その後の34銀がいかにも大和氏らしい不利感あふれる一手。24玉で35に逃げられそうな瞬間、25銀と打ったばかりの銀を捨てれば詰む仕掛けです。
多分手順を見ただけだと、ちょっとピンとこないかもしれません。大和氏の作品群はどちらかというと、そういった「解く人にだけその良さが伝わる作品」が多いような気がします(短編コンクールですと上位常連で優勝も経験)。独特な感覚で、こういった個性はちょっとうらやましいですね。
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