詰将棋学校好作選31
今日はサッカーのJ1最終節。応援するアルビレックス新潟はなんとかJ1残留できました。今日は心配で試合見れなかったです。ほっ。
詰将棋学校好作選については、前も書きましたが、担当者の方が半期賞選考コメントで言及した作品から選んでます。ということで想像ついたかもしれませんが、自作です。
▲24香△22桂▲同香成△同金
▲12馬△同香▲31飛△同玉
▲23桂△同金▲32金まで11手。
初手の香打ち(24以遠可)に対する合駒選びがちょっと難しい。普通に22歩合は12金からばらして13香、同玉、14飛の筋があります。それを防ぐ必要があるのですが、22銀合とかでは単純に同香成、同金、31飛以下。ひねって23歩中合は32金、同金、同銀成、同玉、22飛で詰みます。14で防ぐ22桂合が正解です。
これに対して同香成、同金と取った局面がポイントで、31飛、同玉、23桂は21玉、31金のときに23桂が馬筋を塞いでいるので12玉で逃れます。12馬捨ては23桂で筋がふさがれないよう、先に捨てておく、という意味なのですが、かなりのインパクトではないかと思います。
これに対して同玉が変同(24桂、23玉、34金以下)で、15歩を26桂にすれば防げますが、12馬のインパクトが強くなる方を優先しました。
当時メールのやりとりしていた安江さんから「絶対2.8以上」と言われたのに、結果を見たら2.7にも届かずガッカリしたこと、看寿賞選考で柏川氏から◎をもらえたこと、伊藤正氏に名作選で褒めてもらったり、天月春霞さんにYouTubeでも解説してもらったこと等、思い出の多い作品です。
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