詰将棋学校好作選29
選挙が終わり、与党が過半数割れしました。それを皮切りに、財政についてニュースになる機会が増えたのはとても良いことと思っています。せっかくなので、税金だけでなく年金も含めて包括的に検討してほしいものです。縦割りの典型だと思ってるので。
今日は詰将棋学校好作選です。
▲39飛△38歩▲同飛△25玉
▲36銀△同金▲34馬△26玉
▲44馬△35桂▲36飛△同玉
▲37金△25玉▲27飛△同桂成
▲26歩△16玉▲34馬△25桂
▲同馬△同歩▲28桂△同成桂
▲17歩まで25手。
初手は飛を回ってみるところ。これに対して25玉は34銀、26玉に27飛と捨てる手があり、同玉、45馬、28玉、38金で詰みます。そこで飛を一路近づける38歩合で延命します。同じように34銀~27飛だと45馬のときに38飛が浮くので詰まず、27飛のところ27歩は打歩詰。そこで34銀ではなく36銀~34馬とします。26玉のときに36飛と金を取ると同玉、47金、26玉でやはり打歩詰になるのですが、36飛とせずに44馬と一路離れるのがとぼけた一手です。36飛~37金と打って同角成は同飛、46玉、73角で詰み。37金、25玉のときに27飛を防ぐ35桂合が最善ですが、構わず飛を捨てて26歩~34馬ともう一度馬を寄って収束します。最後の突歩詰は洒落てますね。
核となる手はありませんが、全体的に味の良い手で構成しており、バランスの良い中編と思います。
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