詰将棋学校好作選30
昨日は詰とうほく。久しぶりの和室開催でした。Uraさんからくるくる作品展の続編提供があり、楽しく読みました。利波さんの特別同人作品展の出品作や石川さんの新作(石川さんへ。面白かったです。シブイ趣向ですね!)解図では、改めて解図力の落ち込みを確認する結果に。他、いつものとおり色々とだべって楽しみました。
次回は2月15日(土)を予定。ただ、結構施設が埋まっていて、競争率厳しそうです。16日も予備で取っておくかな。
本日は学校好作選です。残念ながら発表時不完全だった短編。
▲55銀△同玉▲78飛△56玉
▲45銀△同玉▲74飛△36玉
▲45馬△同玉▲46金まで11手。
飛をどこに開くか迷う局面ですが、実は36銀を取られるとほぼ届かない形になっています。初手55銀と捨てるのが急所で、同玉と取らせて78飛と馬筋を遮るのが気づきにくい一手です。19龍は75飛で早詰で、56玉と逃げるのですが、ここでまた開き王手を急がず、45銀と捨てるのが正解。これだけ紛れ筋が多い中、反復的な捨駒が出るのは驚きです。同玉に74飛~45馬とダイナミックな決め手が飛び出して最後は頭金まで。
攻方駒が強く、残念ながら初手26飛以下難解な余詰が成立。作者による修正図は見た範囲では確認できませんでした。少し調べた範囲では玉方25歩→と、66歩→香でなんとか大丈夫そう?際どい紛れが多いのでまだ危ないかもしれません。
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