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軽趣向好作選127

 すみません、前回の記事の詰将棋学校好作選(参考)の数字が間違ってました。27の参考図となります。

 ということで、今回はだいぶ久しぶりの軽趣向好作選です。
20241020souma
▲89角△87玉▲78馬△76玉
▲45馬△87玉▲78角△76玉
▲56角△87玉▲37飛△同香成
▲78角△76玉▲89角△87玉
▲78馬△76玉▲12馬△87玉
▲78角△76玉▲23角成△87玉
▲78馬△76玉▲89馬△87玉
▲78馬引△76玉▲56馬△87玉
▲78馬上△76玉▲88馬まで35手。
 玉方の65~64と96の2つの逃避ルートを防ぐため、89~12の馬の開き王手が続く仕掛けになっています。96玉と唯一逃げられるのは37飛の瞬間だけですが、それを予防するために45馬・56角型を作っておくわけです。
 ではなぜ37飛と捨てるのか、は角を馬にするため。23手目でそれを実現します。角を馬にすることで何が出来るか、は最終手で明らかになります。初形と34手目の局面を比べると……とわざわざ言うまでもないですね。とても分かりやすく楽しい趣向で作者の違った一面を窺うことが出来ます。
 なお、12手目同銀成ですと、27手目68馬が生じます(同手数なので希望限定ですが)。

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