詰将棋学校好作選23
今日は東北楽天の野球の試合を見に行きました。5回までで0-6、しかもパーフェクトに抑えられて、よほど帰ろうかと思ったのですが、よもやのサヨナラ勝ちで盛り上がりました。
本日はこないだ出勤途上で偶然お会いした方(笑)の作品を紹介。
▲35銀△23玉▲34銀打△22玉
▲33銀打△11玉▲12歩△同玉
▲23銀成△同玉▲34銀△12玉
▲24桂△11玉▲22銀成△同玉
▲33銀成△11玉▲22成銀△同玉
▲32飛成△11玉▲12龍まで23手。
上部を押さえているのが斜めの効きのない飛ということもあり、35銀は飛の効きを遮るものの、仕方ないかな、というところですが、23玉に敢えて重く打つ34銀打は少し打ちにくいのではないでしょうか。省略して34銀は14玉、25銀打、15玉とヌルヌル逃げだされます。
更に22玉に27飛は届きそうにないので、更に重く33銀打とします。31玉は43桂、21玉に27飛と2筋を空けておいた効果が出るので、11玉としますが、12歩と叩いて23銀成~34銀と一枚捨てて軽くしておくのが好手段。24桂と足場を作ると残りの2枚の銀も邪魔になっており、これを軽く捌き捨てれば32飛成が実現します。
3筋に重く打った3枚の銀が綺麗に跡形もなく消える手順が好評を博しました。自然な流れで実現できており、使用駒種が少ないこともあって、爽やかさを感じる作品です。
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