軽趣向好作選119
次回詰とうほくは8月17日(土)の13時から、前回と同じ生涯学習センターの第1セミナー室を予約しました。だいじょうぶ、こんどは5階です(笑)。
本日は軽趣向好作選。前々回でも紹介した深和氏の作品です。
▲26銀△16玉▲35銀△17玉
▲26銀△16玉▲37銀△26香
▲17歩△同玉▲26銀△16玉
▲37銀△26香▲17歩△同玉
▲26銀△16玉▲37銀△26香
▲17歩△同玉▲26銀△16玉
▲37銀△26銀▲17香△同玉
▲26銀△16玉▲17香△同桂成
▲25銀打△同歩▲17銀△同玉
▲29桂△同成桂▲18香まで39手。
26銀と据えてまずは35歩を取り、今度は37銀と引いて28銀引を見せます。26香と飛を引き寄せる捨て合が最善で、これに対し17歩~26銀とすることで持駒の歩が香に変換されたことになります。これをもう2回繰り返し、持駒香3枚で37銀引とすれば香が品切れ。金合は17香、同玉、26銀、16玉に15銀が成立。角合は17香、同玉、26銀、16玉、17香、同桂成、34角があります。銀合が最善ですが、17香からその銀を入手し、桂を跳ねさせて25銀打が決め手。29桂、同と、18香でピッタリ詰みあがります。
易しいですが、どうやったらこう都合よく出来るのか、と思うほど全く無駄のない作り。序奏・収束を含めて見事な軽趣向作品です。
最近のコメント