軽趣向好作選112
先週土曜日24日に詰とうほくを開催。パラ掲載忘れで心配しましたが、8名出席で年賀詰鑑賞会を実施しました。栃木より小笠原さんが初参加。ありがとうございます。最近創作復帰されたのだそうで、今後楽しみですね。二次会は人数少な目ということもあり、皆で牛タン定食を食べる会にしてみました。仙台名物、楽しんでいただけたら良かったですが。
さて、軽趣向好作選を。
▲25龍△33玉▲24角△23玉
▲57角△33玉▲24角△23玉
▲46角△33玉▲45桂△同歩
▲24角△23玉▲35角△33玉
▲43と△同桂▲24角△23玉
▲42角成△13玉▲14龍△同玉
▲24馬 まで25手。
25龍とすれば13玉は24龍、12玉、21角で詰むので33玉の一手。24角から57角で桂を入手するまではごく自然な流れですが、後は剥がす駒も見当たりません。工夫が必要です。
その第一弾が46角。33玉に45桂と捨てます。42玉は53歩成、51玉、73角成、41玉、63馬以下。57に角がいたままで45桂ではこの63馬が出来ないため、57角を46に据えなおしたわけですが、肝心の45桂の意味づけは、次に46角を35に据えなおすことで明らかになります。42のと金を43に捨てるのが継続手段。同玉に53角成を用意しています。42のと金を捨てたのはその空いた場所に角が成るためで、やむを得ない13玉に14龍捨てで速やかに収束します。連取りではよく見る仕掛けですが、取る駒を57桂一枚にして46・35とだんだん近くに置くのが面白い。遊び心あふれる知恵の輪でした。
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