軽趣向好作選103
なんとか更新できました。週末は新潟に行っていました。久しぶりに家族で胎内温泉に。泉質が相変わらず独特で良かったです。転びそうになっちゃいますが。
では軽趣向好作選を。
▲38銀△同馬▲47金△27玉
▲38龍△同玉▲29角△27玉
▲18角△38玉▲29角△27玉
▲16銀△同と▲18角△28玉
▲55角△38玉▲29角△27玉
▲38角△同玉▲39歩△27玉
▲37金△28玉▲38金まで27手。
詰方がだいぶ強いように感じる初形ですが、持駒がないので意外と大変です。まずは38銀で馬を質に入れて、47金~38龍で入手します。29角と打つと39玉には66角までですが、27玉、18角、38玉で打歩詰となります。
ここからが主題で、まずはもう一度29角として16銀と捨てます。これで28の効きが消えたのでもう一度18角とすれば38玉には39歩と打てて、以下28玉、55角、17玉、63角成、26玉、36馬、15玉、37角までで詰みます。そこで18角には28玉として、先に55角と引かせて38玉とします。これでまた39歩が打歩詰になるのですが、今後は29角から38角で角を消してしまうのが決め手。今度こそ39歩が打てて、37金~38金で両王手までの詰上がりとなりました。軽めの知恵の輪ですが、中心となる角を打たせて後で邪魔になる構成に巧さを感じます。
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