« 詰将棋全国大会 | トップページ | 軽趣向好作選95 »

軽趣向好作選94

 今年はJリーグが30周年なのだそうですが、実は今年冬眠蛙も入社してから30年です。そういえば入社直前にJリーグが始まる、ということで盛り上がっていた覚えがあります。当時はこんなにサッカー観るようになるとは思いませんでしたねえ。地元の新潟や今住んでいる仙台にもチームがあり、プロ野球に比べても身近な感じで楽しめますが、なかなか勝てないのがツライところ。今日は新潟が横浜Fマリノスに勝って、良い気持ちです。

 さて、軽趣向好作選を。
20230514nakasuji_20230514224701
▲26銀△16玉▲35銀△17玉
▲26馬△28玉▲37馬△17玉
▲26銀△16玉▲15銀△17玉
▲16飛△同玉▲66龍△17玉
▲26銀△16玉▲35銀△66角
▲26馬迄21手。

 簡単に詰みそうな形ですが、上が開けているのと44角の効きが強く、慎重な工作が必要です。まずは26銀~35銀と置き換えて角筋を塞ぎ、次に26馬~37馬と据えなおして上部脱出を防止する形を整えます。ここで26銀~15銀と今度は香筋を塞ぐのがポイント。これにより17玉に対して16飛と捨てて66龍と据えなおす手順が実現します。最後にもう一度26銀~35銀とすれば、龍と飛の違いがモノを言い、66角を余儀なくさせて26馬まで。
 初手67龍でも詰みそうですが27金の限定合で不詰。ごくシンプルな構図で楽しい手順を実現したのはお手柄です。

« 詰将棋全国大会 | トップページ | 軽趣向好作選95 »

軽趣向好作選」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 詰将棋全国大会 | トップページ | 軽趣向好作選95 »