軽趣向好作選92
パラ4月号を眺めてます。大学院の半期賞選考は驚きました。なるほどな、と思う反面、半期賞ってなんだっけ、と思う面も。難しいですね。
今日も軽趣向好作選。楽しさ満点の作品を紹介。
▲17歩△同角生▲25銀△15玉
▲17飛△同銀生▲33角△24角
▲同角成△同歩▲37角△26角
▲同角△同銀生▲19飛△17角
▲同飛△同銀生▲37角△26桂
▲同角△同銀生▲27桂△同銀成
▲26角△同成銀▲16歩△同成銀
▲24銀△14玉▲15歩△同成銀
▲23銀生迄33手。
17歩と突いてみれば、早速打歩詰の形が飛び出てきて、おおよその構図はつかめますが、玉方が徹底的に生で抗戦するので意外と手間がかかります。7手目33角がポイントで、まずここで24歩を質に入れます。そこで37角として銀を動かして19飛と活用。これで角2枚を手に入れることで、次の37角には桂合せざるを得なくなります。27桂で銀を成らせて呼び戻せば打歩詰打開に成功。質にしておいた24歩を手にして銀送りで詰上がります。
わかりやすい形に目いっぱいキーを詰めこむことで、誰にでも楽しめる、いかにも軽趣向という雰囲気に仕上がっています。
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