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第2作品集第16番の変同について

 以前掲載した記事に載せた作品に(下図)にToshikiさんから「6手目13玉で変同では」というコメントをいただきました。
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 6手目の局面がこちら。

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 確かに変同でした。22銀、24玉、23桂成、同玉、33馬、同龍、同銀成、13玉、23飛、14玉、15銀まで。実は恥ずかしながら、全く見えてませんでした。いかにも簡単そうに見えたんですが(汗)。
 それはもともとそれがこの作品の味でした。詰みそうで詰まない紛れが多さの中で、32金~33銀生の二段伏線を鍵とする手順が狙い。この変化も同じように簡単そうに詰みそうでなかなか詰まないとはなあ、というのが正直な感想です。

 元の図(下図)ですと32金に13玉は22銀、24玉、33馬、同龍、同銀生で早く詰むのですが、駒数が増えるとともに、紛れの”らしさ”が減るので、ちょっと迷うところです。
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 それにしてもToshikiさんの洞察には本当に恐れ入りました。駒数が増えない修正自体は出来そうなのですが、せっかくいただいた見直しの機会なので出来るだけちゃんとした姿で残したいと思っています。Toshikiさん(実は元記事の”K氏”です)には厚く御礼申し上げます。

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