軽趣向好作選68
昨日3回目のワクチン接種をしてきました。周囲の人は「今回はほとんど副作用なかった」という人が多いのですが、自分は少し熱が出てだるい。解熱剤飲んでおけばよかったかな。
久しぶりになってしまいましたが、今日は軽趣向好作選を。
▲24歩△22玉▲23歩成△同玉
▲25香△24桂▲同香△12玉
▲23香成△同玉▲15桂△12玉
▲13角成△同玉▲23金まで15手。
難しい理屈はなしでリズム感が楽しめる作品。途中の捨て合も他は取って打てば簡単なので特に迷わないでしょう。自然な流れで歩→香、香→桂に打ち換えて、最後は13角成でピタリと締めます。センスを感じる作品です。
▲44銀△24玉▲35銀△23玉
▲34銀△24玉▲33銀生△13玉
▲22銀生△24玉▲13銀生△15玉
▲59馬△48歩▲同馬△同馬
▲24銀生△同桂▲16歩△同桂
▲35飛△26玉▲25飛△17玉
▲29桂まで25手。
下部ががら空きですが、36飛・38香の二段ロケットと77馬の活用で捕まえられる形です。が、15に追い込むためには工夫が必要で、例えば3手目は33銀生としたくなりますが、13玉、22銀生、24玉と23歩を残す形で逃げられて失敗。35銀と一旦戻すのが好手で、44桂がなくなっているので33玉は26銀で詰み。23玉と取らせてから34銀~33銀生とすれば今度は23歩が消えているので、24玉に13銀生が成立します。59馬から歩を取って最後にもう24銀生と活用するのが決め手になります。銀が7回動く趣向作でした。
三輪勝昭氏と田中徹氏の合作。手順の成り立ちと構図が密接に絡んでおり、どう作ったのか興味のわくところです。
« 冬眠蛙第5作品集 第25番+第24番解答 | トップページ | 冬眠蛙第5作品集 第25番解答 »
「軽趣向好作選」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント