冬眠蛙第5作品集 第24番+第23番解答
一昨日、小川さん作に解答いただいた皆様に御礼のPDFを送付しました。まだもう少し期間に余裕があります。解答よろしくお願いします。図面再掲しておきますね。
本日は第5作品集紹介。残り2作です。今日は第24番。
80手台。見てのとおりのハガシ趣向ですが、ちょっと作者お気に入りのポイントがあります。
〇第23番 解答
▲56飛△75玉▲76飛△65玉
▲86飛△75玉▲85飛△同桂
▲76飛△65玉▲36飛△75玉
▲76飛△65玉▲46飛△75玉
▲45飛△66玉▲55銀△同桂
▲46飛△75玉▲76飛△65玉
▲56飛△75玉▲55飛△66玉
▲56飛△75玉▲76飛△65玉
▲46飛△75玉▲45飛△66玉
▲78桂△同成桂▲46飛△75玉
▲76飛△65玉▲78飛△55玉
▲56香△66玉▲76飛△65玉
▲86飛△75玉▲76馬△同飛
▲同飛△65玉▲66歩△同桂
▲64銀成△同玉▲73角△65玉
▲55角成迄61手。
第20番を180度ひっくり返して作ってみるとどうなるか、というのが作図動機。上下が逆になるので馬金ではなく、馬飛のバッテリーになる。オーソドックスなハガシ趣向にはせず、ひとつひとつ目的の異なるキーを入れたので、趣向自体は単純ではあるが、解いて楽しめる作品になったのではないかと思う。
□久井□雄「はがす順番も分かりやすくとても楽しめました」
止少丘八「仕掛けらしい仕掛けも多くなさそうなのに手が長く続く」
□田□実「パズルというかまさに知恵の輪。行きつ戻りつ楽しめました」
□田□哉「趣向は変則的な剥がしと言えそうだが、どちらかというと謎解き要素が強く、67成香をいかに取るか、がカギ。そのカギが見えにくいのも高ポイント」
本作、もとはというと詰とうほくの会合100回を記念した作品展用に作図したもの。3か月に一度の憩いの場であり、色々な情報交換で詰将棋との繋がりを保つことが出来ている。今後も可能な限り続けていきたい。
……といいつつ、オミクロン株が凄い勢いになっていますね。詰とうほくは感染対策しつつ、予定どおり開催しますが、あまり人来ないかなあ。ちょっと心配。
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