冬眠蛙第5作品集 第9番+第8番解答
次回詰とうほくは予定どおり2月27日(土)で元の生涯学習センターの予約が取れました。今回は第1セミナー室という椅子席の会議室になります。よろしくお願いします。(追記:記事アップ時、誤って28日と書いてしまいました。27日が正しいです。失礼しました)
本日は第5作品集紹介。第9番です。
○第8番 解答
▲85銀引△同馬▲75と△同馬▲32馬△65馬
▲77銀△67玉▲23馬△56馬▲同馬△同飛
▲49角△同龍▲68金迄15手。
23馬の王手に対して56馬と応じるために65馬と捨合するのが元々のテーマ。謎解きを重視する作風なので、56馬以降を詰まなくして、「65馬のときだけ詰方が同馬と取ることで詰ませられる」というトリックに持っていくべき、と色々試したが、どう作っても65馬の味が薄れてしまうため、捨合のインパクトをなるべく大きくする手順構成に変更した。75と~32馬~23馬による合駒入手が主題、と見せかけて実は…、というアンチミステリ的?な味わいを感じていただけると嬉しい。
雲虚空『馬が精一杯頑張ったけど、上がった成果は駒余りを避けただけで哀しい』
宮●敦●『双方の馬の動きが凄い。今回の首位か』
有●弘●『A~C級の№1。圧巻の手順。芸術ともいえる玉方馬の移動』
個人的には41馬が散々動いた後、最後に駒台に還ってくる、というのがちょっとシニカルでお気に入り。C級順位戦首位。
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次回詰とうほくの2月28日は日曜日ですね。確か参加したときは27日の予定だったような記憶があるのですが、急遽変更になったのでしょうか。
投稿: 岩本 | 2020/12/06 19:54
すみません、27日(土)でした。訂正いたしました。ありがとうございます。
投稿: 冬眠蛙 | 2020/12/06 22:25