冬眠蛙第5作品集⑤+番外1解答
ここ数日、急に肌寒くなりました。コロナコロナで騒いでいる内についに10月なんですねえ。。
さて、今日は第5作品集紹介を。今日は第5番です。
実は恐ろしく古い素材を色々割り切って作品化したもの。発表時に近藤真一さんからコメントいただいた改作案を今回採用しました。ちょっとユニークな味があります。
〇番外編1・詰将棋ウォークラリー解答
※スタート作品
▲66香△同と▲62飛△54玉▲63角成△65玉
▲85馬△54玉▲65飛成△同龍▲63馬△同龍
▲55金迄13手。
初手が一応変化伏線です。でもそれだけ。次は54。
▲53飛△45玉▲52金△46玉▲55飛成△同玉
▲35飛△64玉▲65飛△74玉▲73馬△同玉
▲62飛成迄13手。
玉があちらこちらに動くので、この催し向けではあります。52金がソッポ金なのですが、73馬の筋に備えて64歩を置かなくてはいけなかったのが残念なところ。次は73。
▲63銀成△同銀▲83桂成△同玉▲85香△93玉
▲73飛成△同角▲82飛成△同角▲84と△92玉
▲83と迄13手。
87馬は複数の余詰筋を消しているので仕方ないかと思いますが、62角は合駒で出したかった。次は92。
▲91飛△83玉▲86香△同桂▲84香△同玉
▲74金△85玉▲75金△同玉▲95飛成△同馬
▲74馬迄13手。
86香~84香の連続捨て。これもウォークラリーっぽく玉移動にこだわってます。次は75。
▲64銀△66玉▲65金△同玉▲76銀△同と
▲66歩△同と▲74銀△同玉▲85角△65玉
▲83馬迄13手。
こじんまりとしていますが76銀~66歩が少しお気に入りの手順。最後は65。
▲76角△56玉▲58飛△57金▲同飛△46玉
▲37金△同銀▲56飛△同玉▲57金△55玉
▲88角迄13手。
移動捨て合から両王手を経由して透かし詰。最後は都にたどり着きました。
ウォークラリーはまだ冬眠蛙が詰将棋を始めてない、だいぶ前の全国大会でアトラクションとして行われたもの。バックナンバーを見ていて、楽しそうな催しだな、と感じて真似してみました。詰上がりの玉位置を固定しないと駄目ですので、変同を避ける逆算が基本になります。余詰が出ると大変なことになりますが(笑)。
最近Amazonで古い金田一モノが全部Kindle化されていることを知って、少しずつ読んでます。横溝は作品によって結構作風を変えているんですよね。そういった部分も含めて楽しんでいます。次は何を読もうかな。ではでは。
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