冬眠蛙第5作品集 第2番 + 第1番解答
風みどりさんに連絡を取っていただいた小川さんから手紙をいただきました。風さん、大変ありがとうございました。今返事を送るべく色々準備中です。
さて、本日は第5作品集紹介を。今日は第2番です。
〇第1番解答
▲66桂△同と左▲54龍△同桂▲75銀△63玉
▲55桂△52玉▲51角成迄9手。
超短編ではいまだに「妙味が凝縮された一手」を目指している。本作は言うまでもなく54龍がそれだが、初手に純粋な伏線手である66桂が入ったのが作者のお気に入り。2手目同と右は85銀、63玉、62角成、同銀、75桂迄。中核となる51角成の筋が変化で出て来ないのもお作法。収束が緩くなったが、54龍のインパクトを優先した。
有吉弘敏『54龍の不利感がうまく表現されています。構図と手順がコンパクトでバランスがよくとれています』
秀和歌『非常に手こずった。好作と思うが、前半偏重が評価されにくいのは辛い』
ほい『竜捨ての前の6六桂が鋭い。9手詰めなのに読みを要求される好作ですね』
短評は敬称略させて掲載します。ご了承ください。
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