年賀詰解答
少し前になりますが、YahooJapanのトップ画面の紹介記事にミクロコスモスの記事が出たのには驚きました。充実したインタビュー記事でしたね。楽しく読めました。コメントを見ると、将棋のルールはわかるけど詰将棋のルールはよくわからない方が多いのが良くわかる記事でしたね。特に「解答はいくつもあるはず」と思ってる人が一定量いたことが印象深かったです。実は詰方は(ほぼ)1通りだ、と知ったらきっと驚かれるんだろうなあ。
さて、本日は元日に掲示した年賀詰の解答を。
▲74飛打△63玉▲64飛△73玉▲82銀△同角
▲74飛右△63玉▲64歩△同角▲同飛△72玉
▲73歩△71玉▲62飛成△同玉▲52銀成△同玉
▲64桂△42玉▲53角△32玉▲31角成△同玉
▲81飛成△41香▲42角△32玉▲41龍△同玉
▲52桂成△同玉▲53角成△51玉▲52香△41玉
▲43香△32玉▲42馬△21玉▲22香成△同玉
▲33歩成△11玉▲22と△同玉▲25香△24銀
▲同香△13玉▲23香成△同玉▲33馬△12玉
▲13歩△同玉▲24銀△12玉▲23銀成△21玉
▲22成銀迄61手。
今年は11月に岩本さんに年賀詰を見せてもらったこともあり、早めに創作を開始したのですが、結局できたのは12月下旬。でも粘った甲斐があって、そこそこ字形を活用できたのではないかと思います。「2」の字側がもう少し短くしたかったのですが、銀合も出せて個人的には上出来の部類かと。途中打った73歩が29手目22香成~33歩成の余詰筋(81龍を83に引く筋)を防ぎ、更には34手目の変化にも働いたのはラッキーでした。煩わしい変化は20手目62玉くらいなので、手数の長さの割には楽しめると思います。
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