軽趣向好作選6
今日は久しぶりにお休みをいただいてました。平日の休みって未だにちょっと背徳感があります。働き方改革はまだ縁遠い。
さて、本日は軽趣向好作選を。
▲35馬△16玉▲34馬△26玉▲44馬△25玉
▲26歩△16玉▲43馬△34桂▲同馬△26玉
▲44馬△25玉▲26歩△16玉▲43馬△34桂
▲同馬△26玉▲18桂△同香生▲44馬△15玉
▲27桂△25玉▲26歩△16玉▲43馬△34桂
▲同馬△26玉▲38桂△同歩成▲35馬△16玉
▲17銀△27玉▲26馬まで39手。
ミニ馬鋸ですが、この作者はやはり只者ではなく、持駒変換をからめ、さらに知恵の輪のような要素も絡め、見所の多い作品になっています。
26歩と一歩使って43馬と香を狙う手に対し、34桂が逆王手の捨て合。同馬に26玉で歩と桂の変換になっていることがわかります。勢い3枚の歩を全て桂に変換すると失敗。持駒桂桂歩のときだけ、18桂が成立します。持駒桂3枚では、18桂に同香成で17に打つ歩がないわけですね。
玉方は同香生で打歩の状態をキープしますが、今度こそもう一枚の歩を桂に変換して38桂と捨てれば、18と38の両方が埋まって詰み。収束を含めて雰囲気を壊さない仕上がりが良く、傑作と思います。
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超好み。この線でガンガンお願いします。
投稿: 解答欄魔 | 2019/02/18 20:01
プレ短コン以来のご無沙汰、黒猫です。
自作を引用していただいてありがとうございます。
こういう機会があると、自作が忘れ去られずすみうれしいです。
できれば、中編名作選の続編に推薦してください(笑)。
解答欄魔 さま
「中編名作選」拝領しました。わざわざありがとうございます。
投稿: 黒猫 | 2019/02/20 13:02
お、なんと、作者さまからコメントが!ありがとうございます。
続編への推薦、お任せください(o^-^o)
投稿: 冬眠蛙 | 2019/02/26 22:46