軽趣向好作選3
寒いクリスマスになってますねえ。そういえば、来年からは12月23日が祝日でなくなるとか。あまり祝日増えてもな、ということで仕方ないかとは思います。新しい祝日はいつになるのかな?
さて、では連載3回目。
▲25角△26玉▲47角△16玉▲25銀△26玉
▲34銀△16玉▲25角△26玉▲14角△16玉
▲25銀△26玉▲36銀△16玉▲25角△26玉
▲35銀引△17玉▲26銀△同玉▲14角△16玉
▲25銀△26玉▲34銀△16玉▲25角△26玉
▲47角△16玉▲25銀△26玉▲14銀△16玉
▲25角△26玉▲43角成△36玉▲25馬△45玉
▲43飛成△44金▲同龍△同玉▲45歩△同玉
▲55金迄49手。
初形で44銀が邪魔駒なのですが、35銀を同玉と取られないようにするためには36銀・25角型にする必要があるわけで、それを実現するために角と銀を細かく位置変更する手順が展開されます。まさに知恵の輪という雰囲気にピッタリで、銀を消去した後、収束に向かうためにまた元の14銀・47角型にしなくてはいけないのもユーモラス。収束も短くまとまって見事な軽趣向作となりました。この角銀の位置変換機構は柳原裕司氏作で初めて出たものですが、これを知恵の輪に発展させた慧眼は高く評価すべきと思います。半期賞受賞作。
さて、今週末には新潟に帰るため、年内はおそらく最後の更新になりそうです。年末はさらなる寒波が来るらしいのですが、皆様体調に気をつけて、良いお年をお迎えください。
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