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2018年1月

寒い。

 日本中が大寒波ということで、本当に春の訪れが待ち遠しい。ていうか、詰とうほくがこの週末でなくて良かったです。あと数日天気の変わりが早かったら、大変なことになっていたかも。
 東京の方は交通がすさまじいことになっていたようで、あれは大変ですねえ。でも、東北の中でも仙台は、普段あまり雪に慣れていないせいか、やはり転倒災害が多く出たようです。冬眠蛙も通勤途上はおそるおそる歩く日々が続きました。こういうときに限って、詰将棋が頭に浮かんだりして、転びかけたりするんですよね(笑)。

 金曜に所用で休暇を取って3連休。ちょっと心にとめていたネタがあって、空いた時間を見つけては駒を並べていたのですが、結構な時間を費やした割には成果が今一つで、ちょっと落ち込んでおります。やはりブランクが長いとダメですねえ。解く方も含め、もう少し真面目にやらないと。

 あ、前回記事の次回詰とうほくの日にちが誤っていて、上書き修正しました。奥鳥羽生さん、ご指摘ありがとうございました。

1月の詰とうほく

 昨日の詰とうほくは、前回と同じ面々の他、おもちゃ箱のTETSUさんも来られて、にぎやかに開催しました。いつもの会場が取れず、少し遠目だったので不安でしたが、ありがとうございました。
 TETSUさんが来た時の恒例ということで、年賀詰鑑賞会+投票会を開催。創棋会連作があった昨年よりは少なかったのですが、それでも40作以上。これを全部解説するTETSUさんには毎年、本当に頭が下がります。しかも今年は、過去の私が生まれる前後!からの年賀詰の記事紹介もありました。年賀詰作品集の企画の話も出ました。なかなか面白そうですね。
 その後は久々に作った作品を見てもらったり、今月行なわれたたま研の出品作品を解いたりしました。いつもながら皆さんうまく作るものだなあと感心です。
 二次会は駅まで移動していつもの居酒屋さんで。今回も仙台名物せり鍋を皆で食べました。前回時間切れだった石川さん、今回も少しだけでごめんなさい。賞金つき作品募集企画(2000手超えとか、7種合3回とかを)
で盛り上がりました。750号も近いということで、思い切ってやれると良いですね。

 次回は4月21日か14日で、会場が取れた方に、ということになりました。後日このブログで報告いたします。抽選当たりますように。。。(‐人‐)ナムナム

次週詰とうほく

実家の新潟をはじめ、北陸地方は大雪になりました。実家は新潟市内で正月帰ったときを含め、ほとんど雪の積もらない場所なのですが、今回は玄関の石段が見えなくなってしまう大雪で、通勤もなかなか厳しい状況の模様。大変です。

一方で仙台は寒いことは寒いのですが、ほとんど雪も降らない状況。来週もほぼ同様とのことですので、20日予定の詰とうほくもぜひおいでいただければと思います。場所がいつもと変わり、榴ヶ岡市民センター(←クリックでHPに飛びます)和室となっております。自分は午前中仕事が入ってしまい、少し遅れますが、Uraさんに先に行ってもらうこととなりましたので、13時からで大丈夫です。どうぞよろしくお願いいたします。

昨日たまたま見たテレビで3×3将棋を初めて見たのですが、あれ意外に深いですね。ちょっと面白かったです。買ってみようかしらん。
ではでは。

短コン感想。

解説やらない年のお約束を。厳しい評も多いかもしれませんがご了承のほどを。

1・いかにも幕開け、という感じですね。C
2・余詰がないのが不思議。作意にもう少しパンチがあれば。B
3・この限定は短編ではちょっと味悪。B
4・角1個離せば2枚位減らせそう。気持ちはわかるけど。B
5・そうか、4枚使っているのね。うまい変化の割り切り方。これは感心。A
6・詰方29歩→玉方16と位ではダメだったんでしょうか。C
7・一発ギャグ的な。敬意を表してC。
8・出来ていますが、作者にしては軽い感じ。B
9・ちょっととぼけた味で、なかなか良いですね。B
10・かなり手遊び。C
11・啓蒙用としてちょうど良いレベル。B
12・まあ手の加えようもないですかね。B
13・順算?逆算?作図過程を推測したくなる好作。A
14・手なりで解けるけど、小粋な手順でニヤリ。B
15・持駒趣向だけでは。C
16・結果的に手数伸ばしだけだが、よく成立するもの。
17・41飛を読んで少し苦戦。作意と紛れで合駒が変わるのは良い。B
18・まあまあの意外性。B

19・易しいですが気持ち良い手筋物。B
20・確か完全同一作あったかと。勘違いだとしたらB
21・合駒入門編の趣。B
22・個人的な定義では、2手目の変化は割り切れてません。C
23・丁寧に出来ているので好感。B
24・個人的に好みの手順。先に24銀というのも良い。A
25・初手の工夫がすべて。B
26・綱渡りの限定合。B
27・短編ならでは、の一工夫が良い。A
28・既存の収束にこの3手足されても。C
29・少ない駒数で良く出来ています。B
30・紛れで銀合を読まされたので、作意は逆に肩透かし感。B
31・移動合の桂がもう一度跳ねるのが好印象。B
32・67銀配置でわかりやすいが、飛金の使い分けは良い。B
33・頭がこんがらがりそうだが、うまく限定できている。B
34・この易しさはいいですね。B
35・例年よりだいぶ易しい。B
36・45角成~55金が見えれば。B
37・この収束だと、金を44に誘う伏線手を入れたい。B
38・かなり考えさせられました。今後の期待を込めてA
39・これも馬筋を隠す伏線を入れたくなる。B
40・結構誤解が出そう。紛れ順の方で作ってみたい気もする。B
41・山が小さくなった。B
42・この収束はペケ。C
43・変同なんとかできませんでしたかねえ。C
44・筋が見え過ぎてて今一つ。B
45・いつもながらの独特な世界観。B
46・積極性を評価。ただ、同一手順あるかと。なければB
47・詰将棋らしくない作意に苦笑。やはり一味違う作者。B
48・大道棋風から意外性のある展開。これは良い。A
49・よくこの3手が成立したもの。お見事。A
50・魔法のような手順。57角配置がうまい。A

13・48・49・50からベスト3が出るのではないかと。…と言いつつ、毎度予想を外しているので、作者の皆様には気になされないよう。

おめでとうございます。

今年もマイペースで更新しますので、よろしくお願いいたします。

Koinu


創作とはいえないレベルですが、一応年賀詰です。

正月休みは実家の新潟でのんびり。短コン解図等楽しみました。今年は解説のお声がかからなかったので、後日自分なりの感想と評価を載せたいと思います。

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