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2017年6月

第4作品集紹介⑲+⑱解答

 最近、豪華列車が話題になっていますね。テレビ等で紹介されるたび、「すごいなあ」と感じるのですが、自分が乗ることを想像したとき、基本的にコース決まってる、というのがどうもなあ、と思ってしまいます。特に国内であれば、気ままに行くところを決めて、当日の予定変更も全然アリ、が自分のスタイルなので、多分そういう人間には合わないんでしょうね。

 さて、第4作品集紹介も2作品を残すのみとなりました。今日は⑲です。
20170617
10手台です。大した作品ではないですが、配置はベストを尽くしたつもり。

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⑱解答・解説

20170523

▲13金 △同玉  ▲14銀 △24玉 ▲23銀成△14玉 
▲13成銀△同玉  ▲35角 △イ同と ▲14銀 △24玉 
▲23銀成△14玉 ▲24金 △同銀  ▲13成銀△同玉  
▲14香 △同玉  ▲32角 △13玉 ▲23角成迄23手。

イ24金合は14香、同玉、23銀、同金、15銀、同玉、26金以下。この変化のため、35角は限定打。

 密集した小駒図にボリュームのある持駒で腰が引けそうだが、実は14銀~23銀成~13成銀を繰り返す軽趣向作。24桂を消去することで35角が打てるようになり、と金をずらすことで24金と捨てて退路を封じることができる仕掛け。
加■孝志「14に玉を持って来る、33とがブラなので一苦労、ダダッ子をあやす母親、穴をふさいで眠りにつく」
凡骨生「14銀打~23銀成のリフレインが心地よい」
■口賢治「邪魔駒を消した跡地の退路塞ぎが詰将棋」
 頭2手を追加。当然の一手だが、主題に合わせてみた。


(詰将棋パラダイス H18・7改)

ホテルに泊まりつつ

今週末は秋田に遊びに行ってました。高校の同級生との麻雀大会なので、まさしく『遊びに』以外の何物でもありません(笑)。

宿泊は近くのホテルで、安い割に設備もまあまあ、繁華街にも近くて良かったです。翌朝は新聞も無料、ということで久しぶりに軽く目を通しております。

 新聞については、ここ数年で見方がだいぶ変わりました。若い頃は新聞にしろテレビのニュースやドキュメンタリーにしろ、書いてあることは大概信じていました。じゃ今はどうか、というと全く信じていない、という訳ではないですけど、かなり懐疑的に見るようになりました。これは、歳を取って余計な知識が増えた、というよりはネットやSNSの普及によるものが大きいと思います。間違っていたり、明らかに捻じ曲げられた内容の記事がいかに多いことかは、ちょっと調べるとすぐわかる時代になりました。
 
よくあるのが、実際の発言や数字をキリトリ・脚色し、自分の解釈に沿うように編集しているもの。で、最終的に責任を回避するために、あえて最後は玉虫色に仕上げる。某スポーツ紙がよく記事の見出しの最後に「か?」と入れていましたけど、あれと同じ感じですね。
 新聞にオピニオンを入れてはいけない、とは思いませんけど、事実とそうでないものが明確にわかるようにしてほしいですね。あと、たまに誤った記事を載せたときに後日、「お詫びと訂正」が小さく載ることがありますが、もともと載せた記事と同じ大きさでお詫びするのをルール化できないもんかな、と思います。

 今、新聞の購読数はかなり右肩下がりらしいですけど、それは決して若い人間が貧困だから、とかニュースに対する関心が薄れているからではなくて、買うだけの価値、そして読む時間を費やす価値を新聞が生み出していないからでしょう。これからのマスコミは、まず驕りを捨てるところから入ってもらいたいですね。

 次回は作品集紹介の仕上げに入りたいと思います。

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