第4作品集紹介⑪解答
えーと、本当は⑫の紹介と⑪の解答を載せるつもりでしたが、今見返していて、⑫を直したい部分があり、もう一度検討中です。ということで、不規則ですが⑪の解答だけを載せます。
⑪解答・解説
▲A35銀△同歩 ▲56金 △イ同香 ▲37銀 △同桂成
▲45飛 △36玉 ▲18角 △27成桂▲46飛 △同玉
▲37馬 △同成桂 ▲45と迄15手。
イ同玉は23角、66玉、67銀、77玉、78銀、68玉、67角成以下早い。
A先に56金は同玉、45角、46玉で逃れ。
うまく逆算できず長期間抱えていた素材。この年の順位戦の締切直前になぜか突然、この素材を思い出した。GWで実家に帰って並べたところで25桂配置を発見。そこからは一気に完成した。序の6手で金銀を全て捨てる不利感と鮮やかな収束で満足のいく作図。
○骨生「56金の穴塞ぎから収束の駒繰りは鮮やか」
○雅彦「左下で詰まそうとした自分が情けない」
野口○治「37銀と外堀を埋めるまでの手順に感心する。何と精緻なことか」
好評を得てB級順位戦首位。こういうツキがしょっちゅうあれば良いが、そう旨い話が続く筈もなく、毎年苦心惨憺している。参加者は皆似たりよったりかな。なお、初形のバランスを考えて、54香を53に変えた。
(詰将棋パラダイス H19・6改)
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