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第4作品集紹介⑩+⑨解答

 少し前になりますが、流行語大賞で「神ってる」が大賞で「日本死ね」が入賞したことに対して、だいぶ騒ぎになってましたね。選ぶ審査員にもだいぶ批判が降りかかる事態になってました。これ、単に選ばれる基準がしっかりしていないことが問題だと思うんですけど。近年は「流行語大賞が決まる」→「疑問の声が出る」がワンセットになっていて、今年は更にそれが炎上騒ぎになっただけ、という感じで、冬眠蛙的にはかなり醒めた眼で一連のイベントを見ています。『もうやめちゃえばいいのに、こんな賞』って思ってる人、きっと一杯いるんじゃないかな。

 さて、第4作品集紹介を。今回も前作に引き続き、故岩田俊二氏との合作になります。

20161218
50手台。岩田さんの推敲が光る軽趣向作品です。

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⑨解答・解説

20161127


▲56金 △同玉  ▲33香成△46玉 ▲56角成△同玉
▲23馬 △34角 ▲同馬  △46玉 ▲56馬 △同玉
▲23角 △イ34桂▲同角成 △46玉 ▲38桂 △同香成
▲47歩 △36玉 ▲25銀 △同金  ▲同馬  △45玉
▲36馬 △同玉  ▲46金迄27手。

イ34角は同角生、46玉、47歩、35玉、24角以下。

 第9番・第10番は岩田俊二氏とブログやメールでやりとりして作った合作。本作は、岩田氏の馬角変換の原作を元に、私の方で肉付けしたもの。もともとの狙いの部分はイの変化に隠し、馬と角で合駒が変わることで打歩打開させる。序奏の金捨て・角成捨ても含めて、リズミカルな手順と微妙な局面の変化を楽しんで欲しい。

太田雅人「意味が理解できていないと、序盤で混乱してしまう」
昭和三十六才「47歩打を打歩詰にしないための大騒動」
二宮卓郎「角合と桂合がピッタリと決っているのは、見事です」

(詰将棋パラダイス H18・7)

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