金成憲雄氏作品紹介(終)
第1番を紹介したのが2014年1月でしたので、足掛け2年半の長期連載となりました。今回で最終回です。
最後は会合にて紹介された未発表作の大道棋風作品。エピローグとしてちょうど良いでしょうか。ほとんどの方が初見のはずですので、手数はナイショにしておきますね。
確か記憶では、この詰とうほくは盛岡開催だったはずで、冬眠蛙はこの頃入社1年目の仙台でした。肝炎で入退院を繰り返していた頃で、ちょっと行く勇気が起きなかったのですが、今になると悔やまれます。
フェアリーや必至問題も含め、62題の作品を紹介しました。なんといっても驚くのは、完全率の高さ。出題時のミスに近い形の不詰1作のみ、というのは衝撃的な数字です。PCソフトとかない時代ですからね。事前に「解答強豪で力のある作家なので、余詰はそんなには出ないのでは」と詰とうほくで予想していたのですが、まさかの余詰ゼロ。やはり素晴らしい作家だったのだなあ、と改めて感じた次第です。作品レベルも申し分なく、皆さんにも楽しんでいただけたのではないか、と思います。
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新聞用と思われる短編にセンスの良いものが多く、
もっと発表してほしかった作家だと思いました。
好連載でした。
投稿: 解答欄魔 | 2016/08/08 17:31