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2016年3月

金成憲雄氏作品紹介49

 予想どおりの忙しさで、やはりブログ更新もままなりません。かといって、一旦閉じると、いよいよ復帰しなさそう。ちょっとした空き時間で詰将棋を解いたりはしており、そんなに離れている、ということでもないので、スパンは若干空くかもしれませんが、細々と続けていきます。

 今日は解答選手権。盛り上がっているのでしょうか。金成氏作で紹介が抜けていた作品があり、短手数なので、来たる一般戦・初級戦向けに、肩慣らしにここで出しておきます。

Kanenari56


選手権にならって、手数は伏せておきます。タイムトライアルのつもりで、どうぞ。

囲碁もか…

 Googleの開発した囲碁ソフトが韓国のトップ棋士を3タテにした、ということで大きくニュースに取り上げられました。色々と記事を見ていたのですが、「学習型のAI」というのが特徴である一方で、序盤~中盤にかけては人間の予期しない手を打っている、というのが興味深い。コンピュータ同士の対戦をやりながら学習している成果、ということなんでしょうか。
 今日は不利な形勢からの李九段の勝負手にソフト側が対応を誤っての李九段初勝利だとか。一個ミスが起きた後、明らかに変調したらしく、そこもまた人間みたい。もう一局残っているので、結果が楽しみです。いや、囲碁はほとんど素人なんですけどね。

 仕事で現在実施しているプロジェクトが大詰めを迎えているのですが、色々とうまくいかないことも多く、ストレスがたまったせいか体調を崩してしまいました。軽い胃かいようらしく、薬をもらって過ごしております。まだまだ忙しい時期が続くので注意しないとなあ。
 ということで、次回詰とうほくの準備は当分先になるかと思います。ご了承ください。では。

悩み方の違い

 金成氏作品紹介は残り7作となっており、現在細々と下準備を進めています。落ち着いたらスタートしたい、と思っているのですが、いつになるやら…。来週は1個くらいできるかな。
 下準備の過程で、柿木将棋による余詰チェックもしていますが、気になっていたのが、金成氏の代表作「勝負澤」。あの難解作をウチの貧弱PCで対応できるか、心配してました。
 結果は、というと、実は2秒!これには驚きました。変化落ちすることもなく、見事正解。…前にも書いたはずですが、冬眠蛙が一番最初に買った詰パラで、最初に躓いた問題がこれでした。散々悩んで、結局誤解。強烈な印象を残っていたので、「2秒かよ…」と結構複雑な思いです。形がコンパクトなので、比較的手が絞りやすいのでしょうか。逆に言うと、これだけコンパクトな中で重厚な手順を展開し、更に軽妙な収束に結びつけた手腕は、やはり大したものなのだなあ、と感じました。

 さて、ということでいよいよもって、更新がおぼつかなくなりそうなので、ストックから1個在庫処分しときます。

20160306


19手。詰とうほくの二次会で出したら、意外と悩んでもらえた記憶があります。序奏が細かいのでそれが原因でしょうか。これもPCには無い感情なんでしょうね。
感想などコメント欄にいただけると幸いです。実は、ある作品を見て考えた筋を図化したものですが、元ネタを当てる方がいたら何か賞品出します(笑)。

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