金成憲雄氏作品紹介36
看寿賞が発表になりました。6作とはビックリ。選考が大変だったのでしょうね。7月号が楽しみです。受賞された皆さん、おめでとうございました。
さて、本日も金成氏作紹介。
20手台。初手から迷う形ですが、はたして。読み切ってくださいね。
今日はこれから来仙される角さんと会う予定。賞の選考委員もされているので、楽しい話を聞かせてもらいましょう。あ、その角さんと組んで、近々企画を行ないます。その際はよろしくお願いいたします。
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看寿賞が発表になりました。6作とはビックリ。選考が大変だったのでしょうね。7月号が楽しみです。受賞された皆さん、おめでとうございました。
さて、本日も金成氏作紹介。
20手台。初手から迷う形ですが、はたして。読み切ってくださいね。
今日はこれから来仙される角さんと会う予定。賞の選考委員もされているので、楽しい話を聞かせてもらいましょう。あ、その角さんと組んで、近々企画を行ないます。その際はよろしくお願いいたします。
この7月から職場が変わることになりました。が、引き続き仙台です。すっかり長くなったものです。
さて、久しぶりに作品紹介。
パラっとした配置ですが40手台の力作。今の大学に出したら結構いい点取るのでは、と思います。我こそは、という方はぜひチャレンジしてみてください。
映画を見てきました。今回見たのは「予告犯」という生田斗真主演のサスペンス物。冬眠蛙はいわゆる「お涙頂戴物」が苦手で、比較的こういうサスペンス系を好んで見ます。
…で、見事に裏切られた。泣けます。そういう展開だとは全く思わなかった。ここ最近見た中では断トツで良かったです。あとで調べてみたら、原作(漫画だそうです)とは違うシナリオなのだそうで、良く練られたものだなあ、と感心しました。テレビドラマでも、原作と設定を変えたり、ストーリーを変えたり、というのは結構あるようですが、素人目には成功例が多い気がします。やはりプロというのはスゴイものだなあ、と素直に思います。
さて、しばらく特別出題の結果稿で期間かけましたが、金成氏作品紹介を再開予定で現在準備中です。後期は力作揃いなので、調べるのも結構大変。ただ、今のところ不完全だったのは№10の出題時不詰のみ。ゴルゴ13並みの完全率(笑)で、これは当時では記録的ではないかと思います。改めてすごさを感じます。
このところ、ツイッターだけでなく、パラ本誌自体にもタイトルの用語が見られるようになりました。(本体で書くのはちょっとどうかと思うのですが)
あと、「本当に良いと思う作品に高い点がついてない」というのも見るようになりました。
冬眠蛙もパラの結果稿を見てて、同じ事を感じています。というか、もう何年も前からですね。しかし、最近はそれをあまり問題視しないようになりました。理由は、というと、
・最近自分自身があまり作ってないこと
もあるのですが
・作品自体もレベルが上がっている
ことも感じますし、一方で、
・評点=作品の評価ではない、という考え方が標準になりつつある
ということですね。ちゃんと評価されているならまあ良いのでは、と。
…とは言いつつ、評点と作品の良し悪しが連動しているに越したことはないとは思います。誰がどんなのを出しても評点2.7超えとかだったら、ちょっと作るモチベーション落ちるかもしれないし。
それを防ぐ手段はただひとつ。自分も解いて、解答を出して、ちゃんと自分の好みを評点に反映させるしかない。ちなみにパラの解答者数だと、C1個で評点に与える影響は結構大きいはずです。
実はだいぶ前に、同じように考えてしばらく解答を出していたことがありました。でもいざ出すと、そう厳しい点は付けないんですよねえ(笑)。
あと、前にも書いた記憶がありますが、担当の方は人のつけた評点にケチつけないでほしいですね。「これにCを付けるのはセンスがない」みたいな文はおかしい、と思います。今の良し悪しのセンスが未来永劫(ちとオーバー)に不変とは限らないですし。
あと、似たような話で、変化を誤解して変長と勘違いしてCを付けられるケースがあり、それをカウント対象外にした事例もあったような気がしますが、個人的にはそれも反対で、勘違いされそうな部分も含めて評価対象にして良いと思います。評点が作品の評価の全てではないのですから。
以上、戯言でした。まとまりなくてすみません。
多分長い記事になります。コメント抜きで一気に。
有吉弘敏さん『私が解図に熱中していた1980年前後でも小川さんの作品をリアルタイムで解いた事がないかもしれません。当時すでに超一流作家として別次元の方でした。今回解図できて、また卓越した技術に触れることができて、感慨無量です』
小山邦明さん『全作品の手数が平成27年2月1日に合わせてで「21」手詰という趣向もすばらしい。3文字の英字はUT(e)K(i)の頭の「UTK」ですね。詰工房作品集「さんらん」で、すばらしい曲詰作品と感想を読みました。これからも、作品と短評で楽しませて下さい。よろしくお願いします』
蛇塚の坂本さん『今回も素敵な作品をありがとうございました。雨滴にちなんで、UTKの炙り出しと全部21手詰みに合わせたところはニクイ計らいですね』
飯尾晃さん『ヒエログリフですね』
占魚亭さん『「雨滴」完成おめでとうございます』
おかもとさん『「雨滴」完成、おめでとうございます。小生も(ちょっと余計な)手伝いをさせていただきましたが、こういった「読んで楽しい」作品集の発刊は嬉しい限りです。作品の中では、第18番の「ピンポン球」が一番印象に残ってい
ます』
ほいさん『UTK51ですか?なんのことだかわかりません。3局ともわりと易しかったと思います』
ほっとさん『頑張って自力で解きました。UTK51 の51って何でしょう?』
ikz26さん『「雨滴」完成お疲れ様です。7年とは大作ですね。是非読ませていただきたいところです。(冒頭に枯れ木の賑わいに参加と書きましたが、本音のところは「雨滴」目当てです(笑))クイズは「UTK51」ですよね。柿木に解かせているので正解していても全く威張れませんが……。作者は「各題それぞれ容易に解けると思います」とコメントしていますが、冬眠蛙さんが「難易度高め」と言っていたのでびびってしまいました。すいません。でも作者の易しいはなんとやらと言いますしね…。そういうわけで意識の低い解答(感想)ですが、一つ「雨滴」の方をよろしくお願いします!(本音)』
夏風さん『「UTK」は「雨滴」の頭文字(?)ですね。全作21手の統一感と内容の濃さに圧倒されました』
ランスさん『UTKの連作。③は簡単でしたが、①②は結構考えました』
中村 壽夫さん『根がずぼらなので、宿題は最後まで放置するためギリギリの回答になってしまいました。いつもならこのまま締め切りが過ぎるのが常ですが、今回は雨滴に釣られました。(小川様へ)完成おめでとうございます。これで打ち切らず、これからも新作で楽しませてください。お願いします』
taka-oさん『隅の老人さん方の寸評、デパート担当者として作者として、いつも楽しみにしておりました。また解いて頂けるよう頑張ります(ました)』
安武利太さん『今回は申し訳ありませんが、3作とも柿木先生に答えを教えてもらいました。流石は小川さん、と言える好作ぞろいで感服いたしました。「雨滴」の完成、心からお祝い申し上げます』
小畑裕之さん『小川氏の作品では特に十文字と揚羽がお気に入りです。大型曲詰なのに楽しい手順がてんこ盛りで並べてて楽しいです』
…というわけで、解答いただいた皆様、たいへんありがとうございました。『51粒の雨滴』を楽しんでいただければと思います。
なお、コメントもたくさんいただいたので、小川さんには今後も気軽に作品いただければ、と思います。喜んで出題しますヨ。
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