『雨滴』完成記念特別出題② 解答
▲45飛 △同と ▲46金 △54玉 ▲43銀 △同銀上
▲45金 △同銀 ▲55歩 △同玉 ▲43歩成 △33歩
▲44銀 △54玉 ▲56飛 △同角生 ▲46桂 △同銀
▲55歩 △同銀 ▲53銀成 迄21手。(詰上り「T」の字)
初手43歩成に誘われた方も多かったと思います。33歩、44銀、54玉で打歩詰。56飛には同角生で打開できないのですが、実は同角成でも53地点が守られているので不詰。ここが隠れたポイントです。
さて、戻って3手目は指しにくくとも45飛が正解で、同と、46金は桂跳ねによる詰上りを狙ったもの。これに対して54玉とギリギリで受けるのですが、ここで当初の筋にこだわらず、43銀と捨てて55歩~43歩成で銀を剥がすのが巧い手段で、「55地点で打歩打開できれば53銀成までで詰み」という形を得ることができます。
以下は収束。予定調和的な角生~桂跳ねによる打歩打開で「T」の字が浮かび上がります。
作者の言葉①(看和さん)『「T」の収束形は意外に創り難い気がします。下が細いためかと、「土」のような下が大きい安産型だと創り易いと思います。この素材は派手な逆算は出来ない素材かなと思いました。作品は玉は54と55しか動かないので小味なところが良いかな。』
作者の言葉②(住之江さん)『3作の手数を21手詰に揃えました。頭を削ったけれど、「チョット、お気に入り」の部類に入ります』
初手55歩、同玉を削った、とのことでした。最初間違えてその図の方にしてしまいました(冬眠蛙はそちらで解いた)。看和さんの言うとおり、手順全体が小味な感じでバランスの良い作品と思います。
前回に倣い、コメントは次回に。今日はちょっとほろ酔いです。それにしてもアルビ弱いなあ。
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