三輪勝昭さん個展 第18回 解答
▲66龍△同金▲同金△54玉▲64金△44玉
▲55金△同桂▲56桂△同飛▲54金△同玉
▲45馬まで13手。(詰上り「チ」の字)
54玉と逃げられたときのことを考えると、初手は66龍の一手です。金を食いちぎる序奏はちょっと異色ですが、龍を先に捨てる味で嫌味が若干緩和されていると思います。64金、44玉と追ったときに55金と捨てるのが眼目の一手。これを省いて56桂ですと、同飛、54金のときに同飛で「あっ」と言う羽目になります。
55金、同桂とすることで、54金には同玉の一手で45馬まで詰上ります。
作者の言葉「55金の味を良くするために66金と打っておきたいところ。その部分が精算になってしまったのが痛恨ですが、66金の手は入れておきたい。タッチは自分らしさは出ている作品と思います」
なるほど、作者なりのこだわりがあるわけですね。ちなみに66金に同玉は67馬、55玉、45金で早いです。
** 短 評 **
羅刹國さん(47歩)『簡単でしたが、何の文字か一瞬わからなかった』
☆ちょっとすぐには気づかないですかね。
☆(私信)最近コメント欄解答ですが、メールは不使用?10月また遊びに行きたいんですが。。。
國吉進さん(11歩)『いつもながら鮮やかです』
☆國吉さんは久しぶりの解答。ありがとうございます!
蛇塚の坂本さん(35歩)『比較的にスンナリ行ったので罠嵌まったか心配です。金捨てで桂の遮断2度目金捨てで玉を寄せる手がニクイと思いました』
☆大丈夫、狙いを含めてばっちり正解です。
占魚亭さん(20歩)『6三とを取らせない。金捌きがいいですね』
☆ポイントが見つけやすいのでネット向きと思います。
☆20歩たまりましたので、後日ミニ作品集を送付します。いつもありがとうございます。
さわやか風太郎さん(22歩)『金の消し方に感心しました』
☆重く打って、軽くさばく。王道ですね。
やさしいと思ったのですが、解答者数伸びず。ちょっと残念です。
1回解答いただくごとに1歩ポイントを贈呈します。
・10歩溜まったところで、三輪さんのミニ作品集を送付いたします。(他に以前使っていた賞品があります。そちらをご希望の場合はご連絡ください)
« 詰とうほく7月の会 | トップページ | 金成憲雄氏作品紹介19 »
「詰将棋」カテゴリの記事
- 全国大会in甲府と編集長の長編(2024.07.15)
- 今年もよろしくお願いします。(2024.01.03)
- 詰将棋全国大会(2023.07.22)
- 郵便事情と看寿賞感想(2023.07.02)
- 5月の詰とうほく+パラ3月号発表作(2023.06.03)
ミニ作品集は10歩時にいただきましたので、以前使っていた賞品をお願いします。
投稿: 占魚亭 | 2014/07/10 02:36
10月ならかまいませんよ。
ちょうどいい気候ですしね。
最近ほとんど詰に手をつけてません。
コメ欄なのは単にめんどいからです。
投稿: 羅刹 | 2014/07/11 11:21
お、ありがとう。
近くなったらまた連絡します。
新作もってくよ~。
投稿: 冬眠蛙 | 2014/07/12 20:50